「丸山和也」元議員が産廃業者と泥沼裁判中 両者の言い分は

元参院議員の丸山和也弁護士、コロナ禍に産廃業者を提訴 産廃の社長は公私混同を指摘

記事まとめ

  • 元参院議員の丸山和也弁護士は『行列のできる法律相談所』で人気を博した
  • 丸山弁護士が、岐阜県内の産廃業者を訴えた裁判がコロナ禍に進行中だという
  • 産廃業者社長は丸山氏は顧問の仕事で議員パスを使っていたフシがあると公私混同を指摘

「丸山和也」元議員が産廃業者と泥沼裁判中 両者の言い分は

「丸山和也」元議員が産廃業者と泥沼裁判中 両者の言い分は

コロナ禍に提訴

 大阪都構想がふたたび否決された。都構想の旗振り役だった橋下徹元大阪市長はメディアに出ずっぱりである。一方、橋下氏と並ぶ人気者だったアノ人は……。

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 元参院議員の丸山和也弁護士(74)は、橋下氏と「行列のできる法律相談所」で共演していた。『行列のできる弁護士 正義の判決』や『愛と野望と橋下徹』といった本も上梓し、人気を博したのも今は昔。

 昨年7月の参院選で落選以来、世間の注目度も下がり、現在は弁護士として粛々と活動している。

 そんな元参院議員について、社会部デスクは、

「東京地裁で、丸山弁護士が岐阜県内の産廃業者を訴えた裁判が進行中でしてね。提訴がコロナ禍の4月下旬だったので興味を持ったんです。彼は2014年から今年3月まで、ここの法律顧問を務めていました」

 当の丸山弁護士に聞くと、

「業者が原告となった複数件の訴訟を担当しました。しかし、途中から顧問料の支払いや実費、弁護士費用などの支払いを怠ったので、信用できないと考え、契約解除したのです。裁判では、こちらの主張が100%認められる見込みですよ」

 請求額は、約725万円。訴訟を担当した弁護士2名分を含めた3名分の報酬などと、丸山弁護士への顧問料未払い分81万円也。だが、揉め事の中身を覗くと……。


■「やっぱり産廃は」


「コロナなのに東京まで行かないといけなくて……」

 とは、産廃業者の社長。

「もともと、会社や会社所有の重機の名義などをめぐって私と親族間で裁判沙汰になっていたんです。が、担当していた地元の弁護士が訴訟の相手方と面識があり、途中で降りざるをえなかった。それで困っていたら、ある財界関係者に丸山さんを紹介されたのです」

 しかし、印象は悪かった。

「“顧問になってあげよう、裁判もやってあげよう”と尊大な感じでした。裁判の着手金も相場よりかなり高額でしたし、丸山さんの顧問料も、最初の月5万円から説明もなく10万円に値上げするよう言われた。でも、裁判があるし、仲介者の手前もありましたから」

 さらには、公私混同もあったと指摘する。

「丸山さんは顧問の仕事で岐阜に来る際、新幹線で議員パスを使っていたフシがあります。ほかにも“世間では、産廃業者はいいイメージがない。変えていくべきだ”などと言われ、当時の原田義昭環境大臣と写真撮影したこともありました。あとで原田さんのパーティ券を買わされましたがね。原田、丸山両氏は司法試験合格の同期。丸山さんは顧問の立場で仲間の金集めをアシストしていたわけです。結局こちらの裁判の進め方も結果も納得できるものではありませんでした。だから支払わなかったのです」

 ふたたび丸山弁護士の話。

「議員パス? 使っても問題ではないと思うけど、僕。顧問料だって、粘られて最終的に9万円に下げたんですよ。あと、やっぱり産廃は、東大京大といった一流大学を卒業した人が殺到する業種じゃないでしょ。そうはいっても立派な、必要な業種だから励ましたんです。いずれにせよ、支払うと言った約束を守らないのですから、タチが悪い」

 まさに泥仕合の様相である。かつての“行列仲間”はいまも、注目を集めているというのに……。これではもはや行列はできまい。

「週刊新潮」2020年11月12日号 掲載

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