「宮内庁長官」会見での異例発言の背景にあった「秋篠宮さまのいらだち」とは?

■説明責任を果たすべき方が果たしていくこと


 宮内庁の西村泰彦長官は12月10日の定例会見で、眞子さまと小室圭さんの結婚に批判が出ていることについて、小室さん側に「説明責任」を求めた。異例中の異例とも言われるこの発言までに何があったのか?

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眞子さまと小室圭さんの結婚について、秋篠宮さまが11月30日の誕生日会見で「認める」と発言された。

 西村長官はこの結婚について、ネガティブな意見が少なくないことを踏まえて、「これからご結婚に向けてきっちり説明をしていくことで、批判に対してこたえていけることになろうかと思いますので、説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だと考えています」

 宮内庁関係者は、

「秋篠宮さまは“結婚を認め”られはしましたけれど、“決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない”“今までの経緯も含めてきちんと話すということは、大事なことだと思っています”ともお話になっています。長官の異例の発言は異例のものではありますが、秋篠宮さまのお考えをなぞるものになっています」

 と明かす。

 とはいえ、ここに至るまでには長官なりの“苦悩”もあったようで、まずは西村長官の古巣・警察庁の関係者に振り返ってもらうと、

「西村さんは警視総監、内閣危機管理監を経て、宮内庁に次長として送り込まれました。警察庁出身で官邸のボスこと杉田(和博)官房副長官が宮内庁をグリップするために行った人事なわけですが、西村さんの温厚で冷静、そして忍耐強い性格ゆえにか、ハレーションも起こらず、去年の12月に長官に就任したわけですね」

■完全に2人の世界に入って


 当時、皇室には退位・即位にまつわる関連行事への対応が山積しており、それに加えて、眞子さまと小室さんの結婚問題が重なり、前任の山本信一郎長官は「早く次(の長官)へバトンをつなぎたい」というようなことを漏らしていたようだ。

 長官に就任し、図らずも眞子さまの結婚について、「最高責任者」となった西村氏。

「西村さんは、“眞子さまと小室さんが完全に2人の世界に入ってしまっていて、お手上げだ”という風に感じてきたようですね。少しでも聞く耳を持ってもらえれば、結婚するにしても周囲の理解が得られるように持っていくことができるのに、周りのアドバイスは耳に入らないのではないかということでしょう。西村さん自身、長官になる前から“結婚への流れは止まらない”と見ていましたね」(同)

 一方で、秋篠宮家の職員が辞めたり、時には「逃げ出す」などという表現での報道が繰り返されてきた経緯がある。

「秋篠宮さまは秋篠宮家の職員のみならず、宮内庁の幹部に対しても、“情報管理ができていない”と不信感を持たれる場面があったとか。例えば、発表前であるのに、それがなんでマスコミに書かれてしまうのかなどといったことですね。そういった不信感からでしょうか、外に出られる時も事前の話し合いとは違った行き先になったりコースを変えられたりするので、警備などがかなり大変だったようです」(先の宮内庁関係者)

■『結婚容認』発言が一人歩きしないように


 西村氏にも当然その旨は伝えられており、

「西村さんは“警備のプロ”だったわけで、忸怩たる思いだったことでしょうね。コロナがなければ4月に立皇嗣の礼が行われていたわけですが、その準備のための打ち合わせの数が増えていった今年の年明け頃、秋篠宮さまのいらだちはピークを迎えていたようです」(同)

 ちょうどその頃、眞子さまは小室さんとの「結婚宣言」を準備されていた。その件も秋篠宮さまの心のご負担となったのかもしない。

「西村さんとしては、これまでの秋篠宮さまのお気持ちを十分に理解しており、秋篠宮さまの誕生日会見での“結婚を認める”発言の経緯もよくわかっている。そして、その『結婚容認』発言がどうも一人歩きしているような感触を持ったようで、そうならないように、あくまでも、“丁寧な説明”がその前提だということを強調する必要があったわけです」

週刊新潮WEB取材班

2020年12月12日 掲載

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