女性皇族の「デート事情」とは 国内では護衛官付き、留学先では自由?

■「眞子が選んだ人だから」


 秋篠宮さまはお誕生日会見で眞子さまと小室圭さんのご結婚について容認のご意向を示された。一方、佳子さまの周辺でも「東京農大出身」の男性の存在がクローズアップされるが、そもそも女性皇族の恋愛にはいかなるハードルが存在するのか。

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お誕生日会見の中で秋篠宮さまは、佳子さまのご結婚についても触れ、

〈もし彼女が結婚について何らか私もしくは私の妻に話をしてきましたら、その時は時間をかけてゆっくりと話し合いをしていきたいと思っております〉

 そう述べられていたのだ。さる宮内庁関係者が指摘する。

「せめて佳子さまのお相手選びに際しては、慎重に慎重を期さねばなりません。このご発言からは、これまで“自主性重視”“放任主義”一辺倒だったお子様方への教育を見直そうといった殿下のお気持ちが窺えます。そもそも、眞子さまが小室さんと交際を始めてからも、殿下は『眞子が選んだ人だから』と、相手を調べようとはなさらず、すべて眞子さまに委ねてこられました」

■デート中も護衛官がガード


 一般に、男性皇族が結婚する場合、お相手には厳しいハードルが課せられるが、

「いずれ皇籍離脱なさる内親王であっても、このように国民のネガティブな感情を高まらせてしまう結婚はあるまじきこと。佳子さまの時には、決して繰り返してはならないのです」(同)

 小室さんとの交際中、眞子さまがデートをする時は秋篠宮ご夫妻のご意向もあり、警備は最小限の態勢だったという。実際に2016年秋、東急東横線の車内で体を寄せ合って会話を楽しんでいるお二人を「週刊女性」がキャッチした際は、側衛官(そくえいかん)と呼ばれる男女の皇宮護衛官が遠巻きにカップルをガードしていたのだった。

「皇族方の国内でのご移動には、絶えず側衛官が付き添います。ご公務の場合はもちろん、通勤・通学先と宮邸との往復や、私的な外出でも同じです」(同)

■留学先でのデートは護衛官なし


 屋外デートはセキュリティーの観点からすべて“丸裸”というわけだ。他方、緑深い赤坂御用地で逢瀬を重ねることも可能である。かつて秋篠宮さまと交際中の紀子妃は、世間の目を避けて当時のお住まいだった東宮御所を頻繁に訪れ、上皇ご夫妻から「キコちゃん」と呼ばれるほど打ち解けられた。眞子さまもまた、小室さんを“公認彼氏”として幾度も自宅に招いている。さらに、

「海外では、警護のスタイルが大いに異なります」(同)

 とのことで、

「例えば女性皇族が英国の大学に留学される場合、現地までは皇宮警察が同行し、無事に大学寮に到着すると、ほどなく警官は帰国します。滞在中の皇族は、所轄警察からポケットベル型のブザーを渡され、緊急時はこれを鳴らすと警察署にダイレクトで通報できます。そこから日本大使館にも連絡されるという仕組みです」(同)

 換言すれば、現地でのデートは護衛官なしでのびのび楽しめるのである。

「眞子さまは14年9月から1年間、英国中部のレスター大学大学院に留学されました。その間、小室さんは休暇を利用して渡英し、現地でいっそう親密になられた。といっても英国の学生寮は警備が厳重で、宮さまの来客といえども無制限には滞在できません。むしろ街なかであれば、お二人で自由に行動できるのです」(同)


■「お相手名簿」とは


 秋篠宮家の事情を知る関係者は、

「佳子さまについては同じ轍を踏まぬよう、両殿下も心しておられます」

 としながら、こう明かす。

「以前、小室さんの醜聞が噴き出した時には、紀子妃殿下がひそかに『お相手名簿』ともいえる宮内庁の“内部資料”に手を伸ばされたと報じられました。それは旧宮家や旧華族の末裔の未婚男性、財界の有力者の子息などがリストアップされたもので、随時更新されていきます。2年前に高円宮家の絢子(あやこ)さまが嫁がれた守谷慧さんもまた、ここに名があったと聞きます。あるいは妃殿下は、佳子さまのために今一度、このリストを手繰り寄せられるかもしれません」

 紀子妃は3年前、秋篠宮さまのお誕生日会見で小室さんの印象を問われ、

〈小室さんの優しいピアノの音色を聴きながら心和むひとときを過ごした〉

 などと褒め称えていた。その“優しさ”に欺かれたのだから、ご心中たるや拝察するに余りある。皇室制度に詳しい河西秀哉・名古屋大学大学院准教授が、あらためて言う。

「秋篠宮さまは元来“気楽な次男坊”というお立場を好まれ、時には上皇陛下や天皇陛下にはできないような大胆なお振る舞をなさってきました。大嘗祭についても『身の丈にあった儀式』にすべきだと発言されるなど、自由人めいた気質が魅力を形作ってきたのです」

 そうしたキャラクターは、家風にも大きな影響を及ぼしてきたといい、

「ご自身が歩まれてきたように、お子様方にも幅広い選択肢を与えてこられました。ただ、こうして小室さんとの問題が大きくなった以上、次の佳子さまのお相手は入念に調べざるを得なくなるでしょう」(同)


■佳子さまのご結婚では慎重に?


 女性皇族の結婚に際し、お相手の素性をどこまで調べるかは、ご当主の熱意や家風に左右されるのだが、

「高円宮家の絢子さまのご結婚では、久子さまが中心になって守谷さんのこともよくお調べになったと思います。おそらく秋篠宮さまはあまり相手の詮索を望まれず、宮内庁も積極的に身辺調査を行わなかったのでしょうが、佳子さまの時は、少なくともお相手の親兄弟、その他親戚に問題を抱えている人はいないか、本人がどういう人物なのか等は、事前にお調べになるのではないでしょうか」(同)

 このたびの展開を見せつけられれば「調査」の重要性を痛感せざるを得ない。皇室ジャーナリストの神田秀一氏も、こう言うのだ。

「秋篠宮さまご自身が恋愛結婚で、昭和天皇の服喪中に婚約されて批判を受けたこともありましたが、年齢を重ねられてお考えが変わったところもあるのではないでしょうか。誰かに薦められた人ではなく、自分で選んだ人と結婚するのがいいというお考えはあるにしても、同時に、皇嗣として内親王のお相手が国民の支持を得られ、嘘偽りや隠しごとのない人であってほしいという願いもお持ちのはず。国民や宮内庁から疑念を持たれるようなお相手は好ましくないと考えるのは、当然だと思います」

 覆水盆に返らず。果たして佳子さまの場合は……。

「週刊新潮」2020年12月17日号 掲載

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