中高年は要注意! 大流行の新SNS「Clubhouse」に潜む「不倫がバレるリスク」

音声SNSアプリ「Clubhouse」に不倫がバレるリスク 電話帳自動フォロー機能で発覚も

記事まとめ

  • 紹介制の音声SNSアプリ「Clubhouse」は、口コミで話題が広がり利用者が急増している
  • 50代男性は不倫相手に誘われClubhouseに入り妻にフォローされ不倫がばれそうだという
  • Clubhouseは"電話帳自動フォロー機能"にも不倫発覚のリスクがあり退会は煩わしいとも

中高年は要注意! 大流行の新SNS「Clubhouse」に潜む「不倫がバレるリスク」

「ねぇ、Clubhouseって知ってる?」。最近、身近な人からこんな誘いを受けた人も多いのではないか。口コミで話題が広がり利用者が急増している音声SNSアプリ「Clubhouse」。新規で加入するには利用者からの「招待」が必要なのだが、相手を間違えると思わぬ“修羅場”を迎えるリスクがあるという。後ろ暗い“秘密”を抱えている人は要注意だ。

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■不倫相手からピロートーク中に誘われ……


「迂闊でした。テレビやネットで流行していると聞いていて興味を持っていたので、『やってみる?』と誘われ、つい『じゃあ頼むよ』と答えてしまいました」

 こう話すのは、大手電子機器メーカーに勤務する50代の男性のAさんである。彼にClubhouseの入会を持ちかけてきたのは、同じ会社に勤務する30代の恵令奈さん(仮名)。Aさんには妻子がおり、恵令奈さんとは不倫関係だった。

「恵令奈とは年の差が15もありましたので、これまでもほとんどの流行は彼女に教わってきました。彼女はTwitterやFacebookなどあらゆるSNSを使いこなす今時の子ですが、私はLINEくらいしか使えないIT音痴のおじさん。だから、この時も、彼女に言われるがまま、私のiPhoneを預け、アプリを入れてもらったんです」

 場所はホテルの一室だった。そのまま彼女から招待してもらい、アプリをダウンロード。早速、芸能人の配信を2人で聴いたりしてピロートークは大いに盛り上がったという。ちなみに、彼がClubhouseを利用したのはその時、1回だけ。彼はちょっと体験したかっただったので、しばらくアプリを入れたことなど忘れて放置していたという。

■知らぬ間にClubhouseを始めていた妻に見られた


 だが、2日後、Aさんは自宅で妻から、身の毛がよだつ言葉を聞かされることになる。

「朝食の最中、『恵令奈っていったい誰なの?』といきなり問い詰められたのです。頭が真っ白になりました」

 実は、Clubhouseに思わぬ落とし穴があったのだ。

 Clubhouseは、利用者同士がフォローしやすい設計になっており、フォローを希望する場合は相手の承認を必要としない。また、利用開始時に、電話帳の中ですでにClubhouseを利用している知人を自動フォローする機能も選択できるようになっている。

 Aさんの知らないところで妻もClubhouseを始めており、Aさんは妻からフォローされていたのだった。そして、彼はプロフィール画面を妻に見られてしまった。実はAさんも知らなかったのだが、そこには恐ろしい表示がされていた。

 恵令奈さんの名前が、「Nominated by……」と表示されていたのである(画像参照)。Clubhouseは口コミの紹介による拡散を重視したSNSで、否応なく紹介者が明示されてしまうのだ。ちなみに、新たな加入者に付与される招待枠はたった2枠。少ない招待枠を捧げる相手となれば、よほど親しい関係と疑われても仕方ない。

 しかも、妻にとって恵令奈さんは覚えのある名前だったという。

「実は1年くらい前、恵令奈とLINEしているのを一度盗み見られたことがありました。その時は、ちょっとしたやり取りを見られただけだったので、『仕事の付き合いで知り合ったキャバ嬢だよ』と切り抜けられたんですが、もうごまかしが効かなくなりました」

 以前はグレーだった不倫疑惑が一段と深まる事態となり、

「それからというものの家では地獄のような日々です。恵令奈にもこの一件を明かし、つい恨み節をこぼしてしまったのですが、すると彼女も“私のせい?”って怒り出してしまい、関係がギクシャクしてしまった。あの時、迂闊にClubhouseに入ってしまわなければ……。悔やまれる日々です」


■電話帳の中身が覗かれてしまうリスク


「電話帳自動フォロー機能」自体にも不倫が発覚するリスクがあるという。メーカー勤務の30代男性のBさんは、この機能がきっかけで妻から疑念を持たれたという。

「Clubhouseを初めて2日後くらいに、妻から“まだC子と連絡を取り合っているの?”と急に詰められました。実はC子との関係は、以前、妻にバレてしまい、一度連絡先を妻の前で消させられたことがありました。ただ、Clubhouseを始めた妻に私のフォロワーを隈なく見られ、C子をまだ連絡先として携帯電話に残していたことが知られてしまったのです」

 Aさん、Bさんともに、妻に以前から目をつけられていた名前がClubhouse上にあったため、直接浮気が疑われる羽目になってしまったが、そうでなくても、電話帳の中の怪しい女性の名前を妻の目に触れられるリスクがあるとも言える。


■ヤバいと思ってもすぐに退会できない……


 さらにもう一つ気をつけなければならないのが、Clubhouseに危険を感じて慌てて退会しようとしても、すぐにはできない点である。

 前出の50代男性はこう嘆く。

「もうClubhouseなんてこりごりだと思って、退会しようと思ったんですが、わざわざ運営に英文を書いて申請をしなければならないシステムになっているのです。煩わしいなんてもんじゃないです」

 もちろん、偽名で登録したり、電話帳自動フォロー機能をあらかじめオフにしておいたり、紹介者に気をつけるなどの対策をとっていれば、このようなリスクは避けられる。だが、予備知識のないSNSに不慣れな中高年が危うく手を出してしまうと、家庭を火の海にしてしまいかねないのである。

 身に覚えがある人は慎重に。

デイリー新潮取材班

2021年2月15日 掲載

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