「眞子さま・小室さん結婚」に「天皇陛下」が異例の言及をされた理由とは

■「説明を受け入れられた」


 天皇陛下は61歳になられた2月23日のお誕生日に先立つ会見で、秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)の「結婚問題」に言及された。言及自体が異例のことで、しかも内容が内容だけに物議を醸し続けている。

 宮内記者会に所属する記者からは眞子さまの結婚に関連して、以下のような質問があった。

〈秋篠宮さまは結婚を認める考えを示されましたが、陛下はどのようにお考えですか〉

〈このご結婚に関して国民の間で様々な意見があることについて、どのように捉えていらっしゃいますか〉

 これに対して天皇陛下は、こう回答された。

〈眞子内親王の結婚については、国民の間でさまざまな意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王がご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております〉

 宮内庁担当記者に聞くと、

「天皇陛下にとって弟宮とはいえ、基本的には“よその家のこと”であり、それに触れられるというのは想像を超えていました。その後に各方面に確認したところ、陛下の会見の前に、陛下と秋篠宮さまとがやりとりをされたことは間違いありません。お2人だけの会話ですので、その中身を100%再現することは難しいですが、それぞれのお考えやスタンスがわかってきました」

 それは、具体的にどういったものだったのか?

「まず、秋篠宮さまのお考えから見て行くことにしましょう。去年の誕生日に関連して行われた会見(11月20日)で、“結婚することを認めるということです”とお話になられていて、結婚には反対されていないという風に捉えられてきましたが、実はそうではないようなのです。眞子さまは同じ月の13日に『結婚宣言』を公にされました」

■「説明を受け入れられた」


 そこには、《お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》とあった。

「結婚へのゆるぎない意思を伝えるものですが、この内容について、秋篠宮さまに前もってほとんど相談がなかったようなのです。秋篠宮さまはそういった経緯に不信感を抱かれつつも、本人同士の思いを強引に断ち切ることはできないとも考えられている。去年の会見で、《憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります》と付け加えられましたが、憲法を自ら持ち出されたことに“驚いた”という反応が宮内庁内で少なくなかったですね。ある種の『諦め』に似た感情ではなかったかとも推察されます」

 同じ昨年の会見で、秋篠宮さまは、〈あくまで私の主観になりますけれども,感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています〉と付言されている。

「結婚には賛成ではないが、憲法に規定される通り、表立って反対することはできない。『両性の合意』以上に結婚の条件はないけれど、特に小室さんに対し、世論の反応に耳を傾けてもらいたいというメッセージがあったと言われています」

 これに対して、陛下の反応はというと、

「陛下は秋篠宮さまのお気持ちや説明を受け入れられたということです。今回の会見で、秋篠宮さまの言葉を引用されていることからもそれがわかります。去年の『結婚宣言』で眞子さまは、“天皇皇后両陛下にご報告し、気持ちを尊重して静かにお見守りくださっている”と綴っておられ、その時点で陛下は、『結婚容認』というスタンスでいらっしゃったとされています」

 お2人の婚約は平成の御代のことであり、令和を迎えて、改めて天皇皇后両陛下の裁可を仰ぐ必要があったという。

「天皇皇后両陛下の裁可をもって眞子さまも、そして小室さんも安心されたようなのですが、この3カ月の間に、陛下のお考えも微妙に変化したのかもしれません。その理由があるとすれば、依然として続く『世論の強い反発』だということです」

 昨年末には、宮内庁長官も「国民への説明」を公に求めていた。そして今回、天皇陛下による異例の言及を、小室さんはどのように受け取ったのだろうか。

デイリー新潮取材班

2021年3月1日 掲載

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