慶應アメフト部、無期限休部のウラにあったハレンチ行為と「主犯格のお家柄」

「ユニコーンズ」のツイッターに掲載されていたAの写真。盾を持ち誇らしげに

■《このたび、部内において複数の部員による著しく不適切な行為があったことが認められたため、無期限で活動を自粛いたします》

 10月15日、名門・慶應義塾大学のアメリカンフットボール部「ユニコーンズ」が公式サイトでそう発表した。

■《教育的観点およびプライバシー保護の観点から、詳細は公表いたしかねます……》

 と、“事件”の内容は公表されていないが、取材を進めると部員たちによるハレンチ行為だということが明らかになった。

■元常務執行役員と警視庁の幹部の息子か

■「複数の部員が今夏に静岡県内にある合宿先施設で女性の露天風呂を盗撮し、その画像が拡散されたようです。

■ 主犯格はAとBのふたり。Aは慶應義塾高校からの進学組。先発メンバーであるスターターとして試合に出場しており、アメリカの大学にアメフト留学をするほどの実力。将来を嘱望されていたスポーツマンタイプのイケメンです。ふたりはすでに退部処分になったそうです」(慶大関係者)

 事件の詳細を聞きたいと現役の部員に取材を申し込むと、

「私たちからは何もお伝えすることはできません。その件につきましては慶應大学の広報にお尋ねください」と言うのみ。

 問いを重ねても、「私たちからはこれ以上何も申し上げることができません。申し訳ございません」との答えだった。

 都内にある主犯格Аの実家を訪ねると閑静な住宅街にたたずむその家は、周囲の自宅よりもひと回り大きく、3階建て。車は2台所有しているようだ。 

 表札の下には、Aの父親が自ら社長を務める会社の名前も貼られていた。

「父親は以前、大手食料品メーカーで常務執行役員という要職を務めていた人物で、A と同じく慶應出身です。実は、父親は慶應の中学生が所属する『慶應義塾ジュニアユニコーンズ』で指導もしています」(別の慶大関係者)

 Aの自宅のインターフォンを押すと、母親とみられる女性が出てきて、息子の行為を肯定も否定もせず、■「私たちから何かお話しすることはないんです。大学の広報に聞いてください」と消え入るような声で、言うのみ。

 関係者の間に箝口令(かんこうれい)はしっかりと敷かれているようだった。

 もうひとりの主犯格Bの父親は警視庁の幹部との報道もあり、■「上級国民だから慶應大アメフト部員は逮捕されない?」というネットニュースも流れる状況に……。

 慶大の日吉キャンパスの近くにあるアメフト部の部員がよく訪れていたという飲食店の店長は、

■「よく来てくれていたからね。こんなこと(無期限活動自粛)になって残念だよ。でもやったことを考えると、もう来てほしくないなというのも正直なとこだね」

 と不快感をあらわにした。

■大学広報からの回答

 ユニコーンズは上位8チームが所属する1部リーグの強豪だったが、10月17日、関東学生アメリカンフットボール連盟は臨時の理事会を開き、今シーズンの公式戦出場禁止と、来シーズンのリーグ降格を決めた。

チームメイトと写るA(白丸囲み)。「ユニコーンズ」のツイッターより

 大学の広報室は本誌の取材に、

「本件につきましては、Webサイトで公表させていただいているとおりです。大学としては、教育的観点および関係者のプライバシー保護の観点から、詳細をお答えいたしかねます。また本件については、慶應義塾として第三者を含む調査委員会を設置して慎重に調査を進めております」

 とメールで回答した。

 チームのホームページには、前記連盟の共同宣言として「フットボールが、かつてないほどの危機を迎えています」「スポーツマンシップと行動が要求される。不正な戦術、スポーツマンらしからぬ行為、故意に相手を傷つけることは絶対に許されない」

 などときれい事が並べられているが、被害女性へのケアも含めて今回の危機にどう対処していくのだろうか。

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