こどもの「3大夏風邪」:プール熱

こどもの「3大夏風邪」:プール熱

こどもの「3大夏風邪」:プール熱

Withコロナで、保育園・幼稚園が再開しました。これから、夏になると増えてくる感染症か?あります。こどもの三大夏風邪とも言われる「プール熱」、「手足口病」、「ヘルパンギーナ」て?す。 今回は、その中の「プール熱」の素朴な疑問に答えます。

■Q.プール熱ってなに?

正式名称は咽頭結膜熱です。発熱、咽頭炎、眼症状を主とする小児の急性ウイルス性感染症であり、病原体は、数種の型のアテ?ノウイルス(主に3型)です。通常夏期に地域で流行します。また、小規模アウトフ?レイクとして、散発的にも発生します。

■Q.どうして「フ?ール熱」っていうの?

夏のプールか?盛んな時期に感染することか?多いため、「フ?ール熱」と名付けられています。感染経路は、コロナウイルスで有名になりました感染している人の唾液や鼻水などの気道分泌物の接触・飛沫感染です。タオル、ハンカチ、ビート板なども媒介することがあります。また、実際フ?ールて?感染することもあり、フ?ールを介した場合には、汚染した水から結膜への直接侵入と考えられています。そのため、フ?ールの塩素濃度を適正(*)に維持することか?対策となります。もちろん、フ?ール以外の場所て?も感染することか?あります。
*適正とは:厚生労働省(遊泳用フ?ールの衛生基準)より、水質基準として遊離残留塩素濃度か?0.4mg/L以上、1.0mg/L以下とされています。

■Q.どんな症状か?出るの?

高熱、咽頭痛、眼球結膜充血なと?の症状か?出ます。発熱は持続日数か?長くなりか?ちて?(3〜5日)、のと?も痛くなるため、水分や食事を摂りにくくなってしまうことか?あります。

■Q.治療はどうするの?

抗菌薬は効かないウイルス感染症のため、対症療法のみて?す。解熱薬の投与を行う場合があります。また、 眼科的治療として点眼薬の投与か?必要になることもあります。のどが痛く水分か?摂れす?、脱水の徴候か?認められる場合は点滴を行います。

■Q.予防はどうするの?

感染者との密接な接触を避けること、流行時にうか?いや手指の消毒を励行することか?あけ?られます。共有物品や施設のこまめな消毒を行います。具体的には、よく手を洗うことか?何より重要て?す。家族同士や友達同士でのタオル、ハンカチの共有や貸し借りは避け、個人専用としましょう。眼を拭くときはティッシュヘ?ーハ?ーなと?の使い捨てのものを使いましょう。

(著者:日本大学医学部小児科学系小児科学分野 主任教授 森岡 一朗)

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