コロナ感染対策下のうつうつとした気分を晴らす方法―スポーツメンタルトレーニングから

コロナ感染対策下のうつうつとした気分を晴らす方法―スポーツメンタルトレーニングから

コロナ感染対策下のうつうつとした気分を晴らす方法―スポーツメンタルトレーニングから

メンタルトレーニングには、プラス思考にするための「プラス思考のトレーニング」というものがあります。マイナス思考の人は、生まれ育った環境(家庭・学校・職場・友人関係など)から、マイナス思考が「習慣化」されています。この習慣化されたマイナス思考を変えることは簡単ではありません。そこで、スポーツ界では、このマイナス思考を「メンタルトレーニング」という形で、毎日コツコツと積み上げ、少しずつプラス思考にしていく方法があります。

スポーツ選手は、大会や試合、またケガからくる不安・心配・悩みを常に対処することが求められます。みなさんは、最近の新型コロナウイルスの影響で、不安・心配・悩みなどがあると考えます。これらの不安・心配・悩みなどは、マイナス思考だと考えれば、これをプラス思考に変えていくことが重要です。

最初に、あなたがコントロールできる(自分でどうにかできる)こと、コントロールできない(自分ではどうにもできない)ことを分析(発見)し、できることだけを考えましょう。

1.過去:過去のことはいくら考えても二度と戻りません。過去のミスや出来事は考えるだけ時間の無駄です。
2.未来:未来のことは、やってみないとわかりません。コロナに感染したらどうしようと考えても時間の無駄です。
3.他人:他人をコントロールすることはできません。
4.自然や天候:雨や台風、気温などを考えても、コントロールできません。

新型コロナウイルスは、あなたがどうにか(コントロール)できますか?

次に、「あなたがコントロールできることは、何ですか?」それは、今現在のあなたの考え方や行動なのです。つまり、自分ができないことを考えるのは時間の無駄という理論です。今現在、何がベストかを考え、行動し、プラス思考を習慣化しましょう。

(著者:東海大学体育学部 教授 高妻 容一)

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