いざというときに役に立つ!「東京都防災アプリ」で災害対策

テクニカルライター・田中拓也の『人生変えちゃうアプリ!』。今回ご紹介するのは、東京都の公式防災アプリ、その名も「東京都防災アプリ」です。災害への対策がクイズ形式などでわかりやすく解説されているほか、いざというときには災害情報や親しい人の安否情報などをすぐに確認できる「災害時モード」を搭載する、実用性十分なアプリとなっています。東京と名は付いていますが、都民以外でもぜひ活用したいアプリです。

■都民に配布されている「東京防災」がアプリになった

▲ 「東京都防災アプリ」のアイコン

災害が起きたとき、役に立つのは日頃の備えと情報です。2月13日、福島県沖で起きた地震で、東日本大震災を思い出した人も多かったことでしょう。私の住んでいる地域では停電が起きた程度の被害でしたが、災害に備えなければと改めて身を引き締める思いになりました。

「東京都防災アプリ」は東京都公式の防災アプリです。災害への対策として都が各家庭に配布している防災ブック「東京防災」と、女性の視点で書かれた「東京くらし防災」の内容が一つになっています。

アプリではさらに、災害時の災害情報や親しい人の安否情報などをすぐに確認できる「災害時モード」を搭載しています。オフラインでも利用できる防災マップ機能などもあり、実際に災害が起きたときに活用できるよう配慮されています。

東京都防災アプリには3つのモードがあります。「東京防災」「東京くらし防災」「災害時モード」の3つで、画面左上にあるモードボタンでいつでも切り替えることができます。

▲3つのモードを選べる

東京防災モードは、防災ブック「東京防災」の内容に加えて、クイズで防災の基礎知識を学んだり、災害が起きたときのシミュレーションをしたり、地図で周辺の防災情報を確認したりできるモードです。

どの解説も読み応えのある内容で、災害時にとるべき行動などを網羅して知ることができます。「今やろう! 防災アクション」では、備蓄すべき物のチェックリストや対策などが紹介されており、これから防災対策をするときの参考になります。

▲東京防災モード。防災や災害時に必要な情報を網羅している

▲クイズで防災知識が増やせる

東京くらし防災は、くらしのなかでできる防災対策を学びます。女性視点で書かれており、生活のシーンごとにできる防災対策が紹介されています。子どもと一緒に避難するときのポイントもわかりやすくまとめられているので、子育てをしているなら性別問わず誰にでもおすすめです。

▲東京くらし防災。男性が読んでもためになる

▲クイズやシミュレーション以外に、防災をテーマにした漫画も掲載

■都民以外にも役立つ防災知識が満載

東京防災と東京くらし防災を合わせると、情報量はかなりのものになります。どこまで確認したかわからなくなったときは「防サイくんのおうち」を活用しましょう。アプリを使い込むと防災グッズが集まるようになっており、閲覧していないコンテンツが効率的にわかる仕組みです。

▲アプリを使い込んでコンプリートを目指そう

災害時モードは、災害時に必要な機能へすばやくアクセスできるモードです。災害情報が表示されています。東京都に住んでいるユーザーはマイエリアを設定することで、自分の住んでいるエリアの災害情報をいち早く受け取れます。

▲災害情報などがすぐに手に入る「災害時モード」

安否連絡を発信、受け取るための「安否連絡と情報収集」や「防災マップ」も用意しています。防災マップには、あらかじめ指定したエリアの地図をダウンロードしてオフラインで使えるオフラインマップ機能や、地域危険度や水害リスクを表示するマップ機能などがあり、避難情報を得るのに役立ちます。

▲オフライン対応の防災マップも備える

東京都防災アプリにはフル版とライト版があり、メニューから切り替えることができます。ライト版は災害時モードと似ていますが、東京防災や東京くらし防災のコンテンツも一部表示でき、最低限は知っておきたい知識や情報を得るのに適しています。

▲ライト版へはメニューから切り替えられる

防災マップや一部の機能は東京都に住んでいないと使えませんが、防災のクイズやチェックリストなどは誰にでも役立ちます。防災への基礎知識がイラストやキャラクターを活用してわかりやすく解説されているのもうれしいところ。

災害はいつ起きてもおかしくありません。東京都防災アプリなら防災に必要な知識を過不足なく学ぶことができ、いざというときにも活用できます。防災対策の第一歩としてインストールしてみてはいかがでしょうか。

〈田中 拓也〉

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