てんちむが豊胸隠しにより大炎上。詐欺の可能性やインフルエンサーマーケティングの今後に迫る。

てんちむが豊胸隠しにより大炎上。詐欺の可能性やインフルエンサーマーケティングの今後に迫る。

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YouTuber「てんちむ」こと橋本甜歌(はしもとてんか)が2020年9月初め、豊胸手術を隠していたことが判明しました。てんちむはバストアップを自らの努力と周囲に語っていましたが、嘘が判明した形です。9月2日に行われた謝罪では、過去に大麻を使用していた事実も認めたことから、さらなる炎上に発展しています。

てんちむはバストアップの経験から、豊胸商品の宣伝やプロデュースに携わっていました。しかしバストアップが努力の成果ではなく、豊胸手術の結果だとすると、豊胸商品の効果を偽装する詐欺に当たるとも指摘されています。

元々子役として活躍していたてんちむは芸能界引退後、2016年にYouTuberデビューを果たして人気を博しました。YouTubeチャンネルでは美容系商材を積極的に宣伝しており、収入も相当多かったようです。てんちむがある番組に出演した時には、具体的な数字は不明なものの「高級外車7〜8台分の年収」とも明かしています。

今回の炎上騒動は、てんちむと元親友「かねこあや」とのいさかいが発端にあります。このいさかいが訴訟にまで至り、てんちむから絶縁状を受け取ったかねこあやは、密かに行っていた豊胸手術や薬物使用を暴露しました。

今回の炎上騒動で、豊胸手術隠しと並んで問題視されているのが、てんちむの薬物問題です。かねこあやは大麻使用の証拠として、告発動画でLINEのスクリーンショットを公開しました。このスクリーンショットには、てんちむがアメリカへ海外旅行に行った際、現地では合法のマリファナ(大麻)を服用した感想がはっきり映っていました。てんちむは9月2日の謝罪にて、過去に大麻をしようしたと認めています。その後、大麻の常習を否定するために薬物検査を受け、陰性(使用の形跡なし)だったことがわかっています。

一方でてんちむの秘密を暴露したかねこあやも、炎上の渦中にいます。かねこあやは数年前、結婚を前提にして交際中だった婚約者を、北海道のバイク事故で亡くしたと明かしていました。ところが今回の炎上騒動ではてんちむ側から、婚約者の事故死はフィクションであり、死亡した事実はないと反撃されたのです。かねこあやは婚約者が2人いて、そのうち1人亡くなったことを混同されていると釈明しました。しかしのちに裏アカウントが流出し、やはり事故死がなかったと判明しています。

フォロワーの多いYouTuberやインスタグラマーによって行われる商品紹介を、インフルエンサーマーケティングと呼びます。これは少ない労力で絶大な市場効果を発揮する一方、論理的問題や今回のてんちむ炎上のような信用問題が付いて回ります。

YouTubeや一般のサイトなどに掲載される広告には、美容商品や健康食品が少なくありません。そういった広告では、興味を惹くために以下のような極端な実例がよく出てきます。・肥満、薄毛などコンプレックスを過剰に煽る・商品を購入することで成功体験を得られる人間は本来、個人個人で異なる体型、体質なのが当たり前です。ところが例で挙げたコンプレックス商材は、美醜の価値観を一方的に押しつけた上、閲覧者の心を傷つける倫理的問題が指摘されています。

コンプレックス商材は数々の問題点を指摘されながら、インターネット業界では規制されてきませんでした。事実上野放しであり、不必要な不安を煽ったり、差別を助長する広告が社会問題化しつつあります。そんな中でポータルサイト大手のヤフージャパンは9月3日、インターネット業界としては初めて、コンプレックス商材の広告掲載を禁止する措置を実施しました。ヤフージャパンは影響力が強いため、他の大手サイトも追従する可能性が高く、今回の規制でコンプレックス商材に歯止めがかかるかもしれません。