新型コロナ武漢研究所発生源説に新たな証拠か?米亡命した博士の証言とは?

新型コロナ武漢研究所発生源説に新たな証拠か?米亡命した博士の証言とは?

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2020年9月11日、イェンリーモン博士がイギリスの番組にリモート出演し、新型コロナウイルスが武漢研究所由来と暴露しました。イェンリーモン博士は香港大学でウイルス研究をしていましたが、現在はアメリカに亡命中です。イェンリーモン博士は科学的な証拠を近日中に発表するとも話しており、その内容次第では中国に対する国際社会からの非難は免れないでしょう。

2019年末から爆発的に流行した新型コロナウイルスは、発生源とされる武漢にウイルス研究所があることから、研究施設から漏洩したのではないかという陰謀論がまことしやかに囁かれています。今回のイェンリーモン博士の暴露が真実なら、陰謀論を裏付ける証拠になるでしょう。

イェンリーモン博士は新型コロナウイルスの世界的まん延以前から、危険性に着目していたそうです。FOXニュースによると、彼女は早期に同僚と新型コロナウイルスを研究していましたが、中国政府の隠蔽工作と検閲によって妨害されました。その後イェンリーモン博士は2020年4月28日、真実を世界に伝える義務感からアメリカに亡命したと語っています。

イェンリーモン博士は9月11日、イギリスのトーク番組「LooseWomen」にリモート出演した際、新型コロナウイルスが自然発生したものではなく人為的に作られたものだと明かしました。同時にイェンリーモン博士は、ウイルスが武漢研究所で作られたという科学的証拠を持っていると示唆しました。彼女は近いうちに証拠を公開するとしていますが、9月16日の段階では続報は出ていません。

新型コロナウイルスのまん延が始まった当初から、武漢研究所が発生源ではないかという噂が何度も持ち上がりました。中国政府はその度に否定していますが、陰謀論の消える気配はありません。かねてから武漢研究所は危険性が指摘されており、類似したウイルスを研究していたのが判明しているためです。

新型コロナウイルス中国陰謀論説を後押しする事実として、武漢研究所の危険性が指摘されています。2年前の2018年の時点で、アメリカ大使館の外交官の1人が武漢研究所を視察した際、アメリカ政府に対して安全性に問題があると報告していたのです。外交官は「コウモリ由来のコロナウイルスが研究されているが、研究室の安全面に不備がある」と指摘しました。これが事実なら事前に防止できた人為的事故だった可能性が高いです。

イギリスのサンデータイムズはは7月5日、2013年に発生した感染症のサンプルを武漢研究所が保管していたと伝えました。7年前、中国南西部でコウモリのふんを清掃していた男性6人が、重い肺炎を発症しました。このうち3人が死亡しており、当時未知のコロナウイルスによる感染症だったことが武漢研究所の検査で判明しています。症状やコウモリ由来の点から、未知のコロナウイルスと新型コロナウイルスとの類似が指摘されています。

イェンリーモン博士は新型コロナウイルスの発生源に関する、科学的証拠を掴んでいると語っています。それが決定的な証拠となるかは、実際に提示されるまでは不明です。また仮に物的証拠が出たとしても、第三者の真偽判定で信頼できなければ意味がありません。

イェンリーモン博士は香港大学公共衛生学部で、ウイルスガクと免疫学を研究していました。一方でイェンリーモン博士が在籍していた香港大学は、彼女の持つ証拠に対して否定的です。香港大学は7月、個人としての意見は尊重するものの、イェンリーモン博士の見解は大学と一致しないと発表しています。またイェンリーモン博士が大学研究室で、ヒトからヒトへの感染を研究していた事実はないとも述べています。

新型コロナウイルスは2020年9月現在、世界全体の感染者数が2900万人を越え、死者は90万にも達しています。いまだに明確な打開策は立てられておらず、世界的大流行がいつ終息するかもわかりません。新型コロナウイルスは今のところ自然発生とされているため、責任の所在はあやふやです。しかし、もしイェンリーモン博士の証拠が事実だとするなら、中国政府の責任は極めて重大です。国際社会の非難と、莫大な賠償は免れないでしょう。

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