瀬戸大也に対する水泳連盟の活動停止処分は重すぎるのか?求められるアスリート像とは。

瀬戸大也に対する水泳連盟の活動停止処分は重すぎるのか?求められるアスリート像とは。

瀬戸大也に対する水泳連盟の活動停止処分は重すぎるのか?求められるアスリート像とは。の画像

日本水泳連盟が不倫問題に揺れる瀬戸大也選手に対してスポーツマンシップへの違反などを理由として年内の活動停止処分を決定しました。この処分により公式大会や強化合宿に参加することができなくなり、オリンピックに向けた強化スケジュールに狂いが生じそうです。その一方で、家庭内の問題である不倫問題での活動停止処分は厳しすぎるとの声も上がっています。

日本水泳連盟は10月13日、東京オリンピックへの出場が内定していた瀬戸大也選手に対して年内の活動を停止する処分を科すことを決定しました。瀬戸大也選手は複数人との不倫が取り沙汰されており、そのことがスポーツマンシップも違反しており、また日本水泳連盟の名誉を著しく傷つけたことがこの処分の原因となっています。瀬戸大也選手が不服申し立てなければ、この処分が決定することとなります。

この処分が確定した場合、瀬戸大也選手は日本水泳連盟が主催する公式大会や強化合宿、海外遠征に参加することができなくなります。また、2020年下半期のスポーツ振興基金助成金の推薦も停止されることとなりました。瀬戸大也選手は東京オリンピックへの出場資格は取り消されていないものの。2021年開催の東京オリンピックでの活躍が困難になるだけでなく、経済的にも瀬戸大也選手は苦境に陥ることになりそうです。

不倫問題が瀬戸大也選手のアスリートとしての競技人生に大きな影響を与えることとなりました。しかし、その一方で、不倫はいわば家庭内の問題であるため、そうした家庭内の問題の責任としては活動停止は重すぎるのではないかという声も上がっています。

近年では不倫に対して厳しい処遇を求める声が大きくなっています。ロックバンド「ゲスの極み乙女」のリーダー・川谷絵音と不倫をしたベッキーや、唐田えりかとの不倫を行った東出昌大、多目的トイレでの不倫が話題となった渡部健など、不倫を行ってきた芸能人の多くは仕事を失うこととなってしまっています。もちろん、お笑い芸人の浜田雅功のように不倫が報道されたとしても大きなダメージとなっていない例もありますが、人気商売の芸能界では不倫に対して厳しい処分がなされることが多いようです。

しかし、その一方でイメージで商売をしている芸能界とは異なり、実力社会であるはずのアスリートでは多くの場合、不倫は大きな問題にはなってきませんでした。例えば、プロ野球の世界では山本モナとの不倫が話題となって二岡智宏選手や今年ロッテに移籍した澤村拓一選手をはじめとして多くのプロ野球選手に対して不倫報道がなされています。しかしながら、これらの選手は活動停止などの処分は受けていません。このように不倫問題はあくまでも家庭内の問題であるため、今回の瀬戸大也選手への活動停止処分は厳しすぎるとの声もあります。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉がオリンピック選手を表現する際に用いられるようにオリンピック選手にはしばしば品位が伴うべきだと考えられてきました。こうしたことから瀬戸大也選手にはオリンピックでの結果だけでなく、日常生活での品位も一般大衆からは求められているといえるでしょう。