東京都がコロナの警戒レベルを引き上げ。GoToキャンペーン中止の可能性は?

11月19日に東京都が過去最多の新型コロナウイルス新規感染者を出した一方で、日本全体でも11月19日、11月20日と連続して過去最多の新規感染者数を記録しています。こうした感染拡大の第三波の恐れを受けて、東京都医師会や政府のコロナ対策分科会の専門家らはGoToトラベルの運用見直しを提言する方向で調整していることが明らかとなっています。

東京都は11月19日、都内で534人の新規新型コロナ感染者を確認したと発表しました。東京都で1日の感染者の発覚が500人を超えるのはこれが初めてです。20代・30代の新規感染者数が合わせて240人と約半数が若い人たちで占められており、また534人のうち約60%にあたる318人は感染経路がわかっていません。都の担当者は過去最多の感染者数について、「動きを注視していく」と話しています。

新型コロナウイルスによる感染拡大が進んでいるのは東京都だけではありません。11月20日には大阪での新規感染者は370人となり、北海道でも304人とどちらも過去最多の新規感染者数を記録しています。また、日本全体でも11月20日の新規感染者数は2411人となり、前日の2386人に続いて過去最多を2日連続で更新しています。このように日本全国での感染拡大が進んでおり、新型コロナウイルスによる感染拡大の第三波の到来が警戒されています。

菅義偉首相は11月20日の参院本会議において「延べ4千万人以上の利用者のうち、感染が判明したのは176人」と主張し、「感染対策と経済の回復を両立させるのが基本的な考え方だ」と述べ、GoToキャンペーンの中止や感染拡大地域の除外の可能性について否定をしています。しかしながら、東京都医師会の尾崎治夫会長は11月20日に緊急記者会見を開き、GoToトラベルキャンペーンについて一時中止するよう提案を行っており、政府のコロナ対策分科会の専門家らもGoToトラベルの運用の見直しを提言する方向性で調整をしていることが明らかとなっています。こうしたことから、GoToトラベルの対象除外地域の設定など部分的な中止が決定される可能性もあり今後の動きに注目が集まります。

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