労働者が腕巻き込まれ切断 リサイクル業者を送検 船橋労基署

労働者が腕巻き込まれ切断 リサイクル業者を送検 船橋労基署

労働者が腕巻き込まれ切断 リサイクル業者を送検 船橋労基署の画像

 千葉・船橋労働基準監督署は、ベルトコンベアーに非常停止装置を備えていなかったとして、建設廃材リサイクル業のタストン・リサイクル梶i東京都世田谷区)と同社原木工場の所長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。53歳の男性労働者がベルトコンベヤーに腕を巻き込まれ、切断する労働災害が発生している。

 災害は令和3年3月29日、同社原木工場内で発生した。被災者は、ベルトコンベヤーのローラーとベルトに付着した泥を除去していた。作業場所から停止ボタンまでの距離は遠く、緊急的に止められない状態となっていた。本来は非常停止装置として、コンベヤーの側に引っ張って停止できるロープを設置しなければならないが、同社はこれを怠った疑い。

 労働者は挟まれた際、声を挙げて助けを求めたが、工場内は機械音が大きく、周りの作業員に声が聞こえていなかった。災害の発見が遅れ、しばらく挟まれたままの状態となっていた。同労基署は違反の理由として、「気を付けていれば大丈夫だと思った」と話しているという。

【令和3年7月14日送検】

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