貨物運送業者を送検 最長で月165時間の残業 船橋労基署

貨物運送業者を送検 最長で月165時間の残業 船橋労基署

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 千葉・船橋労働基準監督署は、労働者2人に違法な長時間労働を行わせたとして、よつば流通㈱(千葉県船橋市)と同社代表取締役社長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。

 同社は令和4年3月~4月の2カ月間、労働者2人に対し、36協定で定めた時間を超えた時間外労働をさせた疑い。時間外労働は、最長の者で月165時間に上る。同労基署は同社に対し、過去に100時間を超える時間外労働について是正指導を行っていたが、改善がみられなかったため、送検に至った。

 同労基署は、今後、過重な長時間労働対策について監督指導を実施するとともに、重大悪質な事案に対しては書類送検など厳正に対処するとしている。

【令和5年1月12日送検】

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