住吉会VS稲川会“親戚解消”の危機! 二度にわたる話し合いも…

住吉会VS稲川会“親戚解消”の危機! 二度にわたる話し合いも…

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住吉会VS稲川会“親戚解消”の危機!二度にわたる話し合いも… (C)週刊実話Web

住吉会(関功会長=東京)と稲川会との間に険悪な空気が流れ、予断を許さぬ状況が続いている。



「3月9日に双方の最高幹部がテーブルについたが、短時間で終わり、持ち越しとなった。11日には、さらに上の最高幹部同士が向き合ったというが、1時間余りに及ぶ話し合いでも、まとまらなかったそうだ」(他団体幹部)


両組織間では、これまでに幾度となく衝突が起きており、その都度、話し合いによって解決がなされてきたが、今回は混迷を極めている。その理由の一つが、稲川会側が出したある条件だという。


「住吉会最高幹部の処分を提示したと聞く。その最高幹部は次世代を担う人物で、組織への貢献も大きい。それを抜きにしても、住吉会側としては到底飲める話ではないだろう。だが稲川会は、過去に大ナタを振るった苦しい経験も踏まえて、今回の処分を求めているようだ」(同)


平成13年、東京都葛飾区の四ツ木斎場で執り行われた住吉会側の通夜で、住吉会系組長らが稲川会系組幹部らによって射殺された。義理場≠ナの襲撃は御法度である上、死者を出す惨劇に発展したことから、稲川会は当時の最高幹部、実行犯を出した組織の総長を処分したのだ。


「容易なことではなかったが、稲川裕紘三代目の『先代から受け継いだ住吉会との縁を絶やしてはいけない』という思いから、断腸の思いでケジメを付けた結果だった。その痛みを知るからこそ、改めて信頼関係を強めるためにも、住吉会側に厳しい条件を出しているのではないか」(稲川会OB)


上層部は良好な関係でも現場はそうはいかない…

3月4日未明に弘道会直参が銃撃された群馬県での大乱闘では、住吉会・幸平一家(加藤英幸十三代目総長)と稲川会・二代目前橋一家(坂井昭彦総長)の名前が浮上。しかし、今回の話し合いで本題となっているのは、一昨年1月に稲川会系幹部が家族と共に銃撃された事件に関連して、住吉会傘下の組長ら5人が、殺人未遂と銃刀法違反の疑いで神奈川県警に逮捕されたことだという。


「幸平一家傘下の土屋和雄会長が逮捕され、話し合いの雲行きが変わってきたようだ。ここ数年、死者を出す事件が発生するたびに話し合いが行われてきたが、そもそも親戚関係を結んでいるにもかかわらず、トラブルが頻発することにも、稲川会側は疑問を感じていたのではないか。このまま落としどころが見つからなければ、最悪の場合、住吉会と稲川会は親戚解消となる可能性もゼロではない」(前出・他団体幹部)


双方の意向は平行線をたどり、本誌締め切り時点(3月15日現在)も解決には至っていない。


「幸平一家は、ヤクザ業界内では誰もが知る武闘派組織だ。上層部は稲川会と良好な関係でも、現場はそうはいかない。街でカチ合えば、喧嘩も避けられなくなる」(関東の組織関係者)


業界内の親戚縁組とは、平和共存路線≠確認する意味もある。その中でトラブルが起きた場合、組織間では次なる衝突を生まないための話し合いがなされる。しかし、その関係が解消されたとき、さらに緊張が高まるのは間違いない。



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