ワクチンを打ち続けるしかない!? 接種3回で感染予防効果4倍というが…

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(画像) Matthew Airey / shutterstock

ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を行うと、2回だけの人と比べて感染や重症化を防ぐ効果が著しく高まる。とりわけ、高齢者にその傾向が強い――。



これは、イスラエル保健省が8月22日に公表した新たなデータである。


「このデータでは、60歳以上の人が3回目接種を受けてから10日がたった時点で、2回接種の人と比べて感染予防効果が少なくとも4倍にまで上昇するという結果が出たといいます。重症化や入院を防ぐ効果は5〜6倍にまで増大したそうです」(サイエンスライター)


公衆衛生が専門の医師で作家の外岡立人氏が言う。


「札幌市が3月から8月10日まで行った新型コロナウイルスのPCR検査で、ワクチン未接種の人の陽性率は7.8%だったのに対し、2回接種を終えた人は0.8%にとどまったそうです。1回以上接種した人で、4月以降に重症化したケースはありません。ワクチンを打つと免疫力が上昇し、感染と重症化を防ぎます」


すでに3回目の接種を開始したイスラエルは、対象年齢を60歳以上から40歳以上に広げている。


デルタ株に特化したワクチンの開発

一方、米保健福祉省は8月18日に発表した声明で、こう指摘した。


「現在、得られているデータによれば、新型コロナ感染を防ぐ効果は当初の2回のワクチン接種の後、時間の経過とともに減少することが非常にはっきりと示されている。さらに、デルタ株が優勢になるにつれ、軽度及び中程度の症状を防ぐ効果が弱まっているとのエビデンスも出始めている」


つまり、いずれ同じ状況下に日本も置かれるわけで、3回目のワクチン接種が必要になってくる。


「製薬メーカーは、デルタ株に特化したワクチンの開発を進めているようですが、別の変異株が現れたらどうするんだということになる。それに期待するよりは、いま打っているワクチンの回数を重ねることで、コロナ全般に対する免疫を高めていくことが必要だと思いますね」(外岡氏)


まだまだワクチン頼みの状況が続きそうだ。



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