コロナ禍の食品値上げが庶民生活を直撃! 大豆の高騰でアレもコレも…

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(画像) Kues / shutterstock

北米は油脂の原料となる大豆や菜種の産地だが、高温などの天候不良により生産量が減少し、取り引き価格が高騰している。



そのため、大手乳業メーカーの明治乳業と雪印メグミルクは、10月1日からバター、マーガリンなどを最大で12%値上げすると発表した。


また、全国的な長雨や豪雨で、キュウリやナスなど夏野菜の値段が3倍近くになっている。オクラやゴーヤーの価格も高騰しており、身近な食品の値上がりがコロナ禍の庶民生活を脅かしている。


「食用油や小麦粉、大豆などの主原料系で始まった価格改定は、関連カテゴリーへ波及している。原料の高騰は、今後もあらゆる食品に影響を及ぼすとみられます」(食品アナリスト)


家庭用の小麦粉を扱う日清フーズとニップンは、7月1日から最大4%値上げ。キユーピーと味の素も、家庭用・業務用のマヨネーズ製品の出荷価格を最大10%値上げした。


中国の需要拡大の煽りを受けて…

「食用油の原料は輸入大豆ですが、コロナ禍からいち早く立ち直った中国では、大豆需要が拡大している。その煽りを受けて国際価格が大幅に上昇し、大手3社は8月1日から3回の値上げをしています」


東京・江戸川区内で総菜店を営む店主は、「総菜用の天ぷらを揚げるサラダ油が、業務用1斗缶あたり500円ほど上がった。天ぷらに使う小麦粉も上がった。かといって総菜の値段は上げられず、死活問題です」と嘆く。


「8月中旬に西日本を襲った大雨の影響で、大豆不足はますます深刻化することが予想される。年末に向けて乳製品を扱うケーキなどへの影響は避けられない」(前出・食品アナリスト)


値上げラッシュでコロナ禍の庶民生活は苦しくなるばかり。せめて夏野菜だけでも、一刻も早い値下がりを期待したい。



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