高3女子死体遺棄事件…夫に殺害指令!? 妻が嫉妬した被害者の振る舞い

高3女子死体遺棄事件…夫に殺害指令!? 妻が嫉妬した被害者の振る舞い

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(画像) Zarubina Viktoriia / shutterstock

8月31日未明、山梨県早川町の山中に放置された古びた物置小屋で、行方不明になっていた東京都墨田区に住む私立高校3年生、鷲野花夏さん(18)が無残な遺体となって発見された。



鷲野さんが母親に「友人に会いに行ってくる。夕方には戻る」と言い残して家を出たのは、同月28日の午後3時半ごろだった。しかし、鷲野さんが午後6時半をすぎても家に戻らなかったため、心配した母親が110番通報した。


「連絡を受けた警視庁向島署は、事件に巻き込まれた可能性があると判断。自宅近くの駐車場にある防犯カメラを確認すると、鷲野さんが白い乗用車に乗り込む姿が映っていました」(全国紙社会部記者)


防犯カメラやNシステムなどを駆使して追跡したところ、30日の午後7時すぎ、この車が中央道の辰野パーキングエリア(長野県)に停まっていることが判明。


「捜査員が急行し、車に乗っていた群馬県渋川市に住む小森章平容疑者(27)と妻の和美容疑者(28)を事情聴取したところ、鷲野さんの死体を遺棄したことを認めました」(同)


その後、31日未明に早川町の物置小屋で遺体が発見されたが、2人は偶然、見つけた小屋に鷲野さんを連れて行き、犯行に及んだと供述している。


「鷲野さんは壁に背中をつけて、足を投げ出したような格好で座っていました。首には絞められた痕があり、凶器とみられる細いロープが巻かれていた。彼女の背中には、ナイフで刺された4カ所の深い傷もありました」(捜査関係者)


容疑者2人は死体遺棄容疑で逮捕されたが、この夫婦と鷲野さんは、いったいどんな関係にあったのだろうか。


ツイッターだけの交流を続けていたが…

鷲野さんは一人っ子で、祖父母と父母の5人暮らし。私立高校の進学コースに在籍していた。


「鷲野さんは2年ほど前に、当時、三重県四日市市に住んでいた章平容疑者と、ツイッターで知り合いました。鷲野さんはキャラクターの絵を描くのが上手で、アニメやゲーム好きの章平容疑者と話が合ったということです」(前出・社会部記者)


2人は実際に会うことはなく、ツイッターだけの交流を続けていたが、今年7月、一度だけ章平容疑者が鷲野さんを訪ねる形で会ったようだ。


妻の和美容疑者は、今年初めまで別の男性と結婚しており、3人の子どもをもうけていた。しかし、夫の暴力が原因で離別。その後はコンビニのアルバイトなどで生計を立て、築40年以上になる渋川市の戸建て住宅は、前夫の名義で彼女が購入している。


「コンビニでは他の従業員が本名のネームプレートをつけている中、なぜか彼女だけがゆでたまご≠ニ書いていた。3人の子どもは近くに住む両親に預けっぱなしで、ほぼ育児放棄の状態だったそうです」(同)


一方の章平容疑者は、四日市市で生まれ育ち、母方の祖母と両親、5人兄弟の長男として8人家族で暮らしていた。


「家は貧しくボロボロの服を着ていて、学校での成績も最下位に近かった。いつも一人だけ浮いた存在で、友達はいませんでした。中学では剣道部に所属しましたが、強豪校だったため練習についていけなかったようです」(地元の同級生)


しかし、高校でパソコン部に所属してから、章平容疑者はSNSに没頭し、水を得た魚のようになった。


「彼はコンピューター関連の仕事に就きたいと希望していたが、それは果たせず職を転々としていました。アニメとサバイバルゲーム、キャンプなどが大好きでしたが、何かの拍子にキレることがありました」(高校時代の知人)


計画的な犯行の可能性

章平容疑者と和美容疑者は、今年初めにツイッターで知り合ったという。章平容疑者は2月、家族に向けて「DV被害の女性を救う」と宣言し、和美容疑者を四日市に呼び寄せ、実家の離れで同棲を開始。その後、2人は5月に結婚した。


ところが7月20日過ぎ、《これから2人で生きて行く。探さないでください。探したら容赦しない》(原文ママ)という謎の置き手紙を残して、夫婦は実家を出奔。渋川市の和美容疑者宅へ転居した。


「今夏から渋川市の家で一緒に暮らし始めた2人でしたが、和美容疑者が章平容疑者のスマートフォンを盗み見して、鷲野さんの存在を知ったようです」(別の捜査関係者)


和美容疑者は2人のLINEのやり取りに嫉妬し、8月28日に「3人で話し合いをしたい」と、章平容疑者の運転する車で鷲野さんを訪ねた。


「鷲野さんを車に乗せて話し合ううち、和美容疑者は彼女の立ち居振る舞いから育ちの良さを察し、加えて夫の年下好きもあって激情に駆られた。このままでは、やがて夫を鷲野さんに取られると一方的に思い込み、ついには殺害を提案したと供述しています」(同)


狂気を帯びた夫婦に狙われてしまった鷲野さんは、近所でも評判の思いやりのある少女で、トラブルとは無縁だった。この夏休みは「大学で心理学を学びたい」と、受験勉強に専念していたという。


まだ謎の多い事件だが、死体遺棄現場となった物置小屋は、章平容疑者がよく行っていたキャンプ場の近く。土地勘があったことから、警視庁は計画的な犯行の可能性もあるとみて捜査を進めている。



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