小泉今日子の“推しメン”を警戒する岸田自民…立憲民主党代表選の行方

小泉今日子の"推しメン"小川淳也衆院議員を自民警戒か ドキュメンタリー映画も反響

記事まとめ

  • 立憲民主党代表選では、蓮舫参院議員、長妻昭元厚労相、大串博志衆院議員の名前が浮上
  • 馬淵澄夫元国交相、泉健太政調会長も取り沙汰されるが、小川淳也議員には自民も警戒
  • 映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』も反響を呼び、小泉今日子も熱い支持

小泉今日子の“推しメン”を警戒する岸田自民…立憲民主党代表選の行方

小泉今日子の“推しメン”を警戒する岸田自民…立憲民主党代表選の行方

小泉今日子の“推しメン”を警戒する岸田自民…立憲民主党代表選の行方の画像

小泉今日子(C)週刊実話

立憲民主党枝野幸男代表が衆院選で大敗した責任を取り辞任表明、次の代表選が年内にも行われる。代表選出馬が取り沙汰されるのは、代表代行の蓮舫参院議員を筆頭に長妻昭元厚労相、大串博志衆院議員、馬淵澄夫元国交相、泉健太政調会長らだ。



こうした動きに、衆院選を圧勝した自民党の岸田政権は「他党の動き。どなたがなられても」と高みの見物ムード。しかし、その余裕も「彼だけには絶対になってほしくない」と最も警戒する立憲民主党議員がいる。代表選に強い意欲を示している元総務官僚の小川淳也衆院議員だ。


「小川氏の選挙区である香川1区には、平井卓也前デジタル相がいる。平井氏の祖父は郵政相、父は労働相と絵に描いたような政治家一族。今回の衆院選で、その平井氏に約2万票の大差をつけ圧勝した。小川氏は草の根運動を徹底、計り知れない熱量を持つ。小川氏が立憲民主党の新代表に選ばれれば、来年の参院選での自民党勝利は読めなくなる」(自民党幹部)


そもそも、自民党からこれだけ警戒される小川淳也氏とはどんな政治家なのか。小川氏は香川県高松市生まれで50歳。東大法学部卒業後、自治省(現総務省)官僚となり、エリートコースを歩むも、32歳のとき周囲の猛反対を押し切り、衆院選に出馬した。


「平井氏は典型的な世襲政治家一族だ。地元の四国新聞社オーナー家であり、平井氏は西日本放送社長も務めていた。地元では『メディア王』と称される華麗な一族と比較すると、小川氏はまさに月とスッポンの違いがある。何しろ小川氏は美容院のせがれで、『地盤、看板、カバン』のない典型。東大卒の官僚といっても、平井王国では勝ち目はほとんどない。2003年の衆院選出馬を妻と親が反対したのはもっともな話だ。案の定、平井氏との初対決で小川氏は玉砕した」(香川県議会議員)


大反響を呼んだ小川氏のドキュメンタリー映画

それにもめげず、05年の衆院選に再挑戦する。ここでも平井氏に敗北するが、比例復活で初当選を果たした。17年までの6回、平井氏と選挙を戦い1勝5敗。なんとか比例復活で議員を続けてきた。


その小川氏が俄然、注目されている。理由は19年の厚労省統計不正問題を追及し、マスコミから「統計王子」として取り上げられたことに加え、昨年、ある映画で脚光を浴びたからだ。


「映画界の巨匠・大島渚監督の次男で映画監督の大島新氏が、奥さんから高校時代の同級生である小川氏が周囲の猛反対にもめげず政治家にチャレンジしているエピソードを聞き、興味を抱いた。以来、03年から小川氏の選挙戦と政治活動を取りだめてきた。そして昨年、17年間の映像をドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』として公開した。これが大反響を呼び、ドキュメントとしては異例の83館上映、3万5000人もの観客を動員したのです。それだけではありません。同映画はキネマ旬報の文化映画部門で1位を獲得するなど、数々の映画賞に輝いたのです」(映画製作関係者)


同映画の余波は今回の衆院選にも影響を及ぼした。


「映画効果か全国から若い女性を中心に『選挙を手伝いたい』というボランティアが殺到した。小川氏のSNSフォロワーは7万という全国人気で、街頭に立てば中高生を含め若者が次々と声を掛けてくる。『小川さんを心から応援する会』(オガココ)も自然発生し、主婦ら70人の女性たちが小川支援でフル稼働したのです」(地元市議会議員)


かくして、小川氏は平井氏に圧勝、その勢いを駆って立憲民主党代表選への意欲を示したのだ。


幅広い影響力を持つ小泉今日子の熱い支持

「蓮舫氏や馬淵氏は、枝野氏とともに民主党政権時の生き残り組です。有権者にすれば新鮮味も期待もない。大串氏や泉氏は若さはあるが、全国的知名度が低い。国のために、すべてをなげうつような覚悟も感じられない。その点、小川氏は捨て身でメディア王、世襲政治家に敢然と挑み続け、勝ち上がってきた。これは怖い。年金追及で与党に恐れられる長妻氏とタッグを組めば、破壊力は倍増するだろう」(前出・自民党幹部)


極め付きの応援団は、女優の小泉今日子だ。


「キョンキョンは投票日直前、小川氏のインスタライブに参加した。当選直後も『なんて人間らしいのだろう』とツイートするなど、小川氏に熱いエールを送っている。幅広い影響力を持つキョンキョンの支持は、自民党にとって嫌な流れでしょう」(夕刊紙記者)


一方、小川氏に対し批判的なタレントもいる。


「今度の選挙で維新は香川1区の候補者をギリギリになり擁立した。その間、小川氏は維新に乗り込み候補者擁立を『降ろしてほしい』と直談判していた。元宮崎県知事の東国原英夫は『こんなことする人は党の代表としては失格』と斬り捨てている」(同)


政界消息筋の話。


「本人も行き過ぎた行為として反省している。だが、常識を破る大胆な行動力こそ、閉塞した立憲や日本の政治に風穴を開ける。常識にとらわれないから、自民党も神経をピリピリさせているのでしょう」


なんてったってオガココ。



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