GW要警戒!! 関東・関西を襲う「ダブル直下型大地震」発生の恐れ…

南海トラフ地震が早まる可能性 阪神・淡路大震災後に地震の活動期に入ったとも

記事まとめ

  • 首都直下型地震と異なり関西の直下型地震は南海トラフの先駆けとして起きることが多い
  • 2018年6月の大阪府北部地震(M6.1)は典型的な南海トラフ“前兆地震”だという
  • このところの直下型地震を見ていると、さらに南海トラフの発生が高まったとも

GW要警戒!! 関東・関西を襲う「ダブル直下型大地震」発生の恐れ…

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(画像)Ruslan Huzau / shutterstock

「日本人はそれぞれの人生の中で2回は巨大地震を経験する。地震の活動期という特殊な環境を考えると、私の人生の中で少なくとも、あと2回は経験するはずです。それらは東日本大震災のアウターライズ地震をきっかけに発生し、南海トラフ、日本海溝、千島海溝地震と続くかもしれない。ただ、首都直下型地震はこれらの巨大地震の前に起こる気がします。今すぐ発生しても不思議ではない条件はそろっていると思いますよ」


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こう語るのは防災ジャーナリストの渡辺実氏である。


確かに、昨年10月以降、全国各地で震度5弱以上の強い揺れを10回も観測している。しかし、これらの地震は過去に甚大な被害をもたらした首都直下型地震ではない。


武蔵野学院大学特任教授(地震学)の島村英紀氏が指摘する。


「数年のうちに首都直下型地震は必ず起きると思います。先に延びれば延びるほど、エネルギーをためこんで大きな揺れになるかもしれません」


この2年余り、大地震の前兆現象ではないかとして首都近郊を騒がしてきた異臭騒ぎの原因が、メタンガスであることが分かった。東京・東部、千葉・北部、神奈川・北東部の地下には「南関東ガス田」という国内最大のガス田が広がっているとされる。


「確認された日本のガス埋蔵量の9割を占めるガス田が広がっているのです。主成分はメタンガスで、火気に触れると爆発する可能性すらあります」(サイエンスライター)


相模湾内では10メートルの津波が…

もし、このガスが首都直下型地震をきっかけに地下から噴出すると、その被害は想像を絶する。


「首都直下型地震が発生した際、心配されている災害の1つに火災旋風があります。火災旋風は、まわりの冷たい風を吸い込み、上に巨大な炎の渦が、竜巻のように家屋や人を吹き飛ばし、街を焼き尽くしていく恐ろしい現象です。大正の関東地震では、自転車が高い木にひっかかっていたそうです。阪神・淡路大震災や東日本大震災でも小規模の火災旋風が発生した。もし、首都直下地震で火災旋風が発生しているところでメタンガスが噴出したら、手が付けられなくなるでしょうね」(前出・島村氏)


先のサイエンスライターが続ける。


「首都直下型地震は特定の地震を指す言葉ではなく、東京周辺を含めたどこかで起きるマグニチュード(M)7クラスの地震です。とりわけ、注目されているのが関東地震です。大正関東地震(1923年、M7.9)は海溝型の地震でした。千葉・房総半島と東京・伊豆大島の境には相模トラフという谷状の地形があり、ここを震源とする巨大地震が200〜400年の周期で起きています」


東京湾には2〜4メートルの津波が押し寄せてくるという。震源に近い相模湾内では、地震発生から10分以内で高さ6〜10メートルの津波が急襲するとされる。


「1703年の元禄関東地震(M8.2)では、鎌倉に高さ8メートル、品川では2メートルの津波が押し寄せたと記録に残っている。元禄関東地震の震源域は大正関東地震よりもかなり広く、房総半島の東側の沖合にも達していたことが最近、分かってきた。しかも、大正関東地震では、震源が西側半分しか割れていないのです。つまり、東側半分は割れ残った状態にある。ということは近い将来、次の震源となる可能性があるのです」(同)


500年前から大阪周辺で起こっている!

一方、周期的な揺れを繰り返す首都直下型地震と異なり、関西の直下型地震は南海トラフの先駆けとして起きることが多い。中でも、2018年6月の大阪府北部地震(M6.1)は典型的な南海トラフ前兆地震≠ナある。気象庁が1884年に震度観測を開始して以降、大阪府で震度6弱以上の揺れを観測したのは、初めてのことだった。


南海トラフの先駆けとして言うならば、阪神・淡路大震災(1995年1月、M7.3)もそうだ。


「阪神・淡路大震災後、地震の活動期に入ったと言えます」(前出・島村氏)


近畿地方では約500年前から、7つの大地震が大阪周辺で起こっているという。


「発生には規則性があり、円を描くように起きているようにも見える。例えば、1510年の永正地震(M6.7)は生駒山地の西側が動いたことで知られます。次の大地震は1596年の伏見地震(M7.7)で有馬−高槻断層帯などが動きました。次いで1662年の近江・若狭地震(M7.5)が発生した。震源は琵琶湖西岸活断層で、2つの地震が連続して発生した双子地震と考えられている。そして、1819年の文政近江地震(M6.9)、1854年の伊賀上野地震(M7.2)と続きます。6つ目は阪神・淡路大震災で、直近が4年前に起きた大阪府北部地震です」(地震研究家)


3年ぶりに行動規制のないゴールデンウイークに突入する日本。


「南海トラフ地震は2035年あたりに起きると予想されていますが、早まる可能性はあります。南海トラフが近づくと、近畿で直下型地震が起こりやすくなる。このところの直下型地震を見ていると、さらに南海トラフの発生が高まったように思えます」(前出・島村氏)


GW期間中も大地震に対する警戒が必要だ。

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