大炎上の新今宮ワンダーランド、現地の本音を聞いたら意外すぎた 西成の課題解決のために必要だった「イメージ向上」

大炎上の新今宮ワンダーランド、現地の本音を聞いたら意外すぎた 西成の課題解決のために必要だった「イメージ向上」

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(鶴岡 弘之:JBpress)

「正直言って心外です。納得できない部分がたくさんあります」

──やはりそうですか。新今宮ワンダーランドのどんなところに対してですか。

「新今宮ワンダーランドに対してではありません。西成のことを何も知らずに外からわーわー無責任に批判してくる人たちに対してです」

 NPO法人 釜ヶ崎支援機構の小林大悟さんに「新今宮ワンダーランド」炎上への感想を聞いたところ、返ってきたのは意外な言葉だった。

 小林さんは大阪市西成区で貧困者や無職の若者の支援活動に携わっている。「新今宮ワンダーランド」プロジェクトには地元のいろいろな立場の人が関わっており、小林さんも福祉に携わる立場から協力しているのだという。小林さんはどのような理由で新今宮ワンダーランドに協力しているのだろうか。そして、批判のどんな部分に対して“納得できない”というのか。

(注)「新今宮」はJR大阪環状線と南海電鉄の駅名。駅の南側が西成区(北側は浪速区)。西成区の中で、簡易宿所が集中し、日雇い労働者や生活保護受給者、路上生活者らが多く暮らす地域が「釜ヶ崎」もしくは「あいりん地域」という通称で呼ばれる。

新今宮ワンダーランドが浴びた猛批判

 4月19日にエッセイストの島田彩さんが「note」に投稿した「ティファニーで朝食を。松のやで定食を。」という記事が炎上した。日本最大の日雇い労働者の街、西成で出会ったホームレスとの交流を綴った内容が、「ホームレスを見下している」「貧困をエンタメにしている」「“エモい”読み物にしている」などとバッシングを浴びたのだ。

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