元陸将補が斬る、安全保障から見た自民党総裁選 万世一系の天皇でなくなれば、日本の存続はない

元陸将補が斬る、安全保障から見た自民党総裁選 万世一系の天皇でなくなれば、日本の存続はない

元陸将補が斬る、安全保障から見た自民党総裁選 万世一系の天皇でなくなれば、日本の存続はないの画像

 9月29日に行われる自民党の総裁選に4人が立候補した。

 自民党、なかでも当選回数3回以下の議員(以下若手議員と呼称)は、総裁選後に控える総選挙に勝利するため、「自民党的・保守的政策」の候補よりも「選挙の顔」になりうる候補者を選ぶような動きを見せている。

 このため、過去からの人脈や政治理念を共有する派閥に属しながら、若手議員は派閥の縛りをなくするように動き、派閥横断的な「党風一新の会」を急遽結成した。

 政策抜きで自分たちの当選をしやすくするためだけの集まりである。マスコミも発言力のある候補者を最初に話題に乗せ、人気を後押ししている感がある。

自民党は派閥で政策を競い練った

 派閥は本来国家のあり様を考える政策集団であるから、一種の「公」である。

 対して派閥の縛りを緩め、総選挙で「当選」するために政策も理念も抜きに集まるのは「私」を重視したものと言える。

 従って「党風一新の会」は、「公」なしの「私」である。

 議員たちには「当落」がかかっているため、「分かっちゃいるけど・・・」というところかもしれない。

 議員心理としては頷けないでもないが、国会議員は国家の運命にかかわる大事を行うもので、本来のあるべき姿は当選する「私」よりも、日本という「国家(のあり様・存続)」を先に考えるべきなのだ。

 いまの時代には「(国家に)身命を賭する」と言ってもなかなか理解できにくいが、かつては国家のために一命を「鴻毛の軽き」に置いた人物はいくらでもいた。

 松下村塾で西力東進を知った人士は、国家の存続のためにいかにすべきかで議論し身命を賭して明治維新につなげ、その後は新生国家のあり様をめぐって西郷隆盛は西南戦争に散った。

 国家の安全や独立をめぐる戦争では数多の軍人たちが身命を捧げてきた。なかでも特徴的な存在の一つが特攻である。

続きはJBpressで
(会員登録が必要な場合があります)