大型ヘリから撮影した巨大津波の被災地、震災遺構になった小学校 【山根一眞の万有探査】震災遺構見学のすすめ(前編)

大型ヘリから撮影した巨大津波の被災地、震災遺構になった小学校 【山根一眞の万有探査】震災遺構見学のすすめ(前編)

大型ヘリから撮影した巨大津波の被災地、震災遺構になった小学校 【山根一眞の万有探査】震災遺構見学のすすめ(前編)の画像

(山根 一眞:ノンフィクション作家)

 3年ぶりに自由に旅行できる大型連休が終わったが、東北地方はこれからが美しい新緑のシーズンとなる。そのため、5月以降に東北旅行を計画している方も多いと思う。その東北で、ぜひ訪ねてほしい場所がある。

 東日本大震災の震災遺構だ。

 2022年3月16日の福島県沖地震(マグニチュード7.4)では、2011年3月11の東北地方太平洋沖地震以降、最大の揺れを記録した地域も多く、私も「3.11の再来か」と震える思いがした(拙宅では本棚の多くの本が落下した)。この3月の大地震で「備えをしなくては」とあらためて感じた方も多かったはずだ。

 また、今年(2022年)の3月11日は東北地方太平洋沖地震から11周年で、1万8000人以上の死者・行方不明を出した巨大災害を振り返る年に一度の好機だったが、その関心も報道もロシアのウクライナ侵攻にかき消されてしまった感がある。

 だが、3月16日の福島県沖地震の直後に話を聞いた地震学者、東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授は、2011年3月の東北地方太平洋沖地震以降、地震が発生しやすい状況が今も続いており、東北地方太平洋沖地震の「余震」として「同規模の巨大地震」がまた起こる可能性もあると語っている。

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