気球 日本でも偵察の可能性
2023年02月05日 07時00分日本ビジネスプレス

撃墜で一気に緊迫、「気象研究用が誤って米国に進入」のわけがない中国気球 日本でも偵察活動、気球の仕様と性能は?の画像
(数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)
アメリカ本土上空で中国の偵察用気球が確認され、反発したアメリカが、1月5日から予定されていたブリンケン米国務長官の訪中をキャンセルするなど問題となっています。
この気球は、日本時間の5日早朝、サウスカロライナ州沖の大西洋上に出たところを、米軍のF-22戦闘機が撃ったミサイルによって撃墜されました。中国側は「過度な反応だ」として強くアメリカ側に抗議しています。
この気球で思い起こされるのは、2020年6月に仙台市上空で確認された気球騒ぎです。2021年9月にも、同種とみられる気球が八戸市上空で確認されています。
また、2020年10月に秋田市上空でドーナツ状の光が見えたとの報告がありますが、これも気球だった可能性があります。
当時も、これが偵察目的の気球ではないかとの推測が多数ありました。確認された位置が、米軍三沢基地に近い八戸やイージス・アショアの建設予定地だった秋田新屋演習場上空だったことも関係しています。
今回アメリカで確認された形状の酷似した気球は、中国が飛ばした偵察用気球だったことが明らかとなりました。そのため仙台市、八戸市で確認された気球も、中国の偵察気球だったことが確定したと言ってよいでしょう。
日本上空を領空侵犯した気球が偵察活動を行っていた可能性が高いのですから、これは由々しき事態です。
今回、撃墜された気球は、回収されて仕様や性能が間を置かずに明らかになると思われますが、本稿では、主に仙台市上空で確認された際の情報を元に、この偵察気球の能力を推定し、今後、自衛隊が採るべき対処とその可能性について考察します。
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2020年6月15日にイージス・アショア配備計画撤回 2020年6月17日に宮城県上空に気球出現 何か説明があってもよさそうなものだ
なんかもうやっぱりうよさんダメだわ。 いつまで世界に冠たる技術立国日本なんてもはや消滅しかかっている幻影にすがっているの?しかもその技術だって、あなたがた自身とは何の関係もないですよね?ひとつも作ってませんよね?むしろただひたすら技術的蓄積を食いつぶしてきた、技術立国日本から見たら寄生虫的存在なんじゃありませんか? おかげさまで、中国から見て日本はすでに先進技術ピッカピカの桃源郷じゃありません。中国の到達目標はすでにアメリカに変わっています。先端技術の領域ではとっくに遙か後方に置き去りにしてきた日本に、いまさら何の用があると思うんですか? そんな日本を偵察? いったいぜんたい、何のためにです?
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