京アニ事件に学ぶ日本企業のテロ対策 東京都豊島区で進む図上訓練の効用とは

 京都アニメーションがガソリンで放火された事件を、自分の会社とは関係がない、テレビの中の出来事のように思っている人たちが多いのではないか。

 日本では、テロの可能性は極めて低い。だが、今回の事件で明らかになったのは、日本でもソフトターゲットへの無差別テロと同じことが起きたということである。

 逆恨みした男が7月18日、京都にあるアニメ製作会社のスタジオにガソリンをまいて放火し、爆発したような勢いで燃え広がり、34人の死者と多くの負傷者を出した。

 これは無差別殺傷事件であり、銃乱射や爆弾テロと似ている。

 同様な事件として、すぐに思いつくのが次の3つの事件だ。

@1995年、地下鉄サリン事件
A2001年、池田小児童殺傷事件
B2019年、バスを待つ小学校の児童らを刃物で殺傷した事件

 海外の事件では以下のようなものがある。

@2015年、テロリストがパリの政治週刊誌「シャルリー・エブド」本社で自動小銃を乱射し、編集長ら12人を殺害した事件

A同年、パリの同時多発テロの際のバタクラン劇場襲撃で自動小銃と自爆により、多くの市民を殺害した事件

 使用している武器は違っていても、対象は無差別でソフトターゲット、極めて短時間に実行し、殺害していることだ。

 思想的なことを除けば、京都の放火事件もテロ襲撃と類似しているもしくは、同じであるともいえる。

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