日本の会社が指示待ち族を量産してきた理由 「自走社員」は育てるものではなく、育つもの

日本の会社が指示待ち族を量産してきた理由 「自走社員」は育てるものではなく、育つもの

かつてはよしとされた受け身の働き方がポスト工業社会では通用しなくなっている(写真はイメージ)

 上司に言われたことしかやろうとしない若手社員を「指示待ち族」と批判的に呼ぶようになって久しい。企業はずっと「自立型人材の育成」「自走社員を求む」といった看板を掲げ続けている。しかし日本人のワークエンゲージメント(仕事に対する熱意)は世界的にみて最も低い水準にあるし、会社への帰属意識も他国の人に比べると運命的で受動的だ。

 このように受け身の働き方は、上司の指図に従いながらコツコツと勤勉に働けば成果があがる工業社会にこそよしとされたが、IT化やソフト化が進んだポスト工業社会では通用しなくなっている。したがって自発的、積極的な働き方に変えるには何が必要か真剣に考えなければならない。

受け身のほうがトクな構造に問題

 まず、なぜこれまで受け身の姿勢が変わらなかったかを理解しておく必要がある。

 変わらなかった理由は、一言でいうと「受け身のほうがトク」だったからである。

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