20代の年収が高い会社ランキング 1位アクセンチュア「評価されると一気に給与が増える」

20代の年収が高い会社ランキング 1位アクセンチュア「評価されると一気に給与が増える」

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企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は1月9日、「20代の年収が高い企業ランキング」を発表した。

本ランキングは、「キャリコネ」のユーザーが投稿した情報をもとに、20代の平均年収(※)が高い企業をまとめた。

社会人として最初の一歩を踏み出す人が多く、さまざま経験を通して急激に成長していく20代。この年代の年収が高いのはどんな企業なのだろうか。

※本ランキングの平均年収とは、キャリコネ会員のうち、評価対象企業を勤務先として選択した会員が投稿した給与情報から算出したデータとなる。

日立製作所「賞与は年2回で5.7か月分」「年収の上昇幅は年齢を重ねるほど上がっていく」

知名度のある大手企業が並ぶ結果となった。国税庁のデータによると、日本の20代前半の平均年収は約262万円、後半が約361万円(※)。対して、ランクインした企業は10位の東芝で496万円と、かなりの高水準であることがわかる。

金融が3社、電機メーカーが3社入っているが、業界や業種ならではの特徴というよりも、大手企業の待遇の良さが出た結果と考えられる。

ただし、1位のアクセンチュア以外は、特別初任給が高額な企業ではない。経験を積んで成長した20代後半や、自動車・電機メーカーの技術職、金融関連職といった専門的な知識やスキルを持つ職種の人が平均年収を引き上げている傾向がうかがえる。

※「平成29年分 民間給与実態統計調査」より、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与

1位:アクセンチュア(平均年収610万円)

「評価されると一気に給与が増えるようなモチベーションコントロールがたいへんうまくできている印象。良くも悪くも評価者に適正に評価されて評価会議でアピールしてもらうしかないのでその意味でも上司との関係を良好に保つことがこの会社でうまくやるためには必要。ただし、たとえ失敗しても次のプロジェクトで成果を出せば挽回が可能なのは良い社風」
(経営コンサルタント/20代前半男性/年収約700万円/2014年度)

「評価制度に基づいて昇進は決まる。その評価制度はしっかりと議論したうえでなされている感じはする。もちろんどの上司につくかによって公平不公平は当然出るが、そこまでおかしくはないと思う。また、報酬はしっかりと上がっていくので良い仕組みかとは思う。異動するために自己主張が必要なので、自発的でないと厳しいと思う」
(その他職種/20代後半男性/年収800万円/2012年度)

2位:日立製作所(平均年収562万円)

「報酬は同業他社のなかでは多いほうだと思う。基本給も年に1回の昇給により年功序列で上がっていく。しかしベースである基本給はあまり高くないため、残業代をもらわないと入社当初は厳しいかもしれない。賞与は年2回で5.7か月分ほど出る。ボーナスの額は多いほうだと思うので満足している」
(システムエンジニア/20代後半男性/年収500万円/2017年度)

「年収は平均より高いと思います。成果主義を導入していますが、極端に差がつくことは少なく、年を経るたびにそれなりのレベルで推移していくようです。また、これは聞いた話ですが、年収の上昇幅は年齢を重ねるほど上がっていくので定年まで勤めれば生涯年収はそれなりになるそうです」
(テクニカルマーケティング/20代後半男性/年収650万円/2010年度)

3位:トヨタ自動車(平均年収548万円)

「メーカーのなかでは給与は高いと感じる。また査定に関しても、妥当であると感じる。上司とフィードバック面談があり、その場で良い点、改善すべき点を述べてくれる」
(研究開発/20代後半男性/年収700万円/2018年度)

「年功序列型の色が強いため、同世代間(特に若年層)での賃金格差は少ない。給与レベルは自動車業界では間違いなくトップであり、非常に満足できるレベルにある。ただし、(貿易事務・国際業務は)営業職のように数字(売上)など定量的な比較ができないため、成績査定については不透明に感じる」
(貿易事務・国際業務/20代前半男性/年収600万円/2012年度)

三菱UFJ銀行「年に50万円ほど昇給する。20代後半で1000万円を超える人もいる」

4位:三菱UFJ銀行(平均年収546万円)

「新卒は年収300万円程度から開始し、年に50万円ほど昇給する。残業の多い部署であれば20代後半で1000万円を超える人もいる」
(法人営業/20代前半男性/年収400万円/2011年度)

「報酬は他のサラリーマンに比べるともらっているほうだと思う。最初は同期と同じように伸びていくが、5年目あたりから給与の伸びに大きな差が出てくる。実力主義というわけではないが、努力した人にはそれなりの成果に見合った報酬が与えられているというのが、社内共通の認識である」
(代理店営業/20代前半男性/年収400万円/2010年度)

5位:三菱電機(平均年収528万円)

「毎年ゆっくりと上がっていきます。営業ではありますが、業績はチーム単位で管理されるため、ある程度結果が出なくてもチーム内でカバーし合うことが可能です。逆に結果が出た場合はボーナスに大きく反映されるためモチベーションアップにつながります」
(法人営業/20代前半男性/年収450万円/2015年度)

「他の電機メーカーと比べてもまずまずの報酬をもらっているので、いまのところは満足している。ただ先輩に聞くと、仕事ができる人とできない人の給料による差はできにくい企業ではあるようです。部長以上のクラスの人はやはりマネジメントに優れている人がなっていると思う」
(CADオペレーター/20代後半男性/年収 572万円/2010年度)

大和証券「多いときは半期のボーナスで200万円、300万円になることもある」

6位:デンソー(平均年収527万円)

「やはり大手だけあり他社と比べてもかなり高いと思います。定時昇給3万円・残業代がすべて出るのはこのご時世かなりありがたいです。ボーナスも年6か月分ぐらい出ます。最近、成果報酬制にかわりつつありますが、まだまだ年功序列の風潮が残っており、長く働けばそのぶん結果が得られる会社です」
(技術関連職/20代後半男性/年収600万円/2011年度)

7位:ソフトバンク(平均年収526万円)

「同世代のなかではたくさんもらっていたほうだとは思う。ボーナスも羽振りがよく、TOEICの点数に応じて金額が上乗せされたり、営業実績によるインセンティブも万円単位でもらっていたりした」
(代理店営業/20代前半女性/年収500万円/2014年度)

8位:大和証券(平均年収513万円)

「28歳入社7年目のリテール営業で年収850万円です。ボーナスの変動がかなり大きく、個人の実績と会社全体の利益に影響される。多いときは半期のボーナスで200万円、300万円になることもあるが、本当に悪いときは30万円〜50万円。査定は明確で収益や販売した量により決定し、多少上司との関係性が影響する」
(コンサルティング営業/20代後半男性/年収800万円/2011年度)

9位:三井住友銀行(平均年収498万円)

「入社直後から数年ではさほど大きな差は見られない。しかし、年数が経てば経つほど個々人の能力により大きな差が見られる。自分に関して言えば、おおよそ評価は納得のいく説明がもらえた」
(法人営業/20代前半男性/年収420万円/2012年度)

10位:東芝(平均年収496万円)

「風通しはそんなに悪くありません。年に2回ボーナス面談があります。成果の他に上長の判断によって決められます。メーカーの大企業であるぶん、福祉厚生がすごくしっかりしているところがいいところだと思います。給与については、そんなに高いほうではないと思います。ボーナスは多いです」
(営業事務・管理事務/20代後半女性/年収500万円/2012年度)

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20代のユーザーから給与・残業情報が10件以上寄せられた企業。対象期間は、2017年4月1日〜2018年3月31日。

※本ランキングの平均年収はユーザーから寄せられた情報をもとに算出しており、企業が発表している数値とは乖離していることがある。

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