独立・起業したい理由1位「定年退職後の収入に不安がある」 「自分の裁量で仕事がしたい」も3割超

独立・起業したい理由1位「定年退職後の収入に不安がある」 「自分の裁量で仕事がしたい」も3割超

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M&Aで社会問題の解決を目指す経営承継支援は1月17日、独立・起業に関する意識調査の結果を発表した。

20〜59歳の独立・起業に関心があるビジネスパーソン400人に、関心を持っている理由を聞いたところ、トップは「定年退職後の収入に不安がある」(39%)だった。特に40代では42%、50代では53%が退職後の収入が不安だと回答している。

2位は「副業やパラレルワークに興味がある」(35.0%)、3位は「自分の裁量で仕事がしたい」(31.8%)だった。

現在の仕事に満足していない人の約4割、「雇用にとらわれたくない」

独立・起業に関心を持つ理由は、現在の仕事の満足度によっても異なってくる。「『経営者』として事業に参画したい」と答えた人の割合は、満足している人では35.3%なのに対し、満足していない人では12.5%だった。

一方、「自分の裁量で仕事がしたい」という回答は、満足していない人では41.7%、満足している人では14.7%で、満足していない人の方が割合が高い。「会社員での収入よりも多く稼ぎたい」という回答は、満足していない人で36.1%、満足している人では14.7%だった。

また、満足していない人の37.5%は「雇用にとらわれたくない」としているが、満足している人では0%だった。

個人が既存の会社を買うM&Aで独立・起業する方法について、「非常に興味がある」は21.3%、「やや興味がある」は50.3%で、計7割以上が興味を持っていることがわかった。

理由としては、

「既存のノウハウを取り入れ、事業失敗リスクが軽減できる」(25歳・男性)
「立ち上げや顧客獲得などのプロセスを省ける」(37歳・男性)

といった意見が寄せられた。一方、興味がないという人からは「起業するならゼロから始めてみたい」(35歳・男性)という声が出た。

しかし買う会社を探す方法を知っている人は22.3%、価格を決めたり交渉する方法を知っている人は19%に留まり、M&A完了までに必要なプロセスや手続きを知っている人も17.3%しかいなかった。興味はあっても詳しくは知らないという人がほとんどだ。

興味のある業種、1位はIT・WEB・通信関連業

M&Aで独立する場合に興味のある業種は、1位「IT・WEB・通信関連業」(21.5%)、2位「製造業・メーカー」(19.5%)、3位「医療・薬局・ヘルスケア関連業」(17.5%)だった。

トップ10には他に飲食業(15%)やコンサルティング業(12.5%)などがランクインし、初期投資が少なくても開始できる業種が人気のようだ。

M&Aで独立するのに適していると思う年齢を聞くと、40代前半が21.5%で最も多く、30代後半(20%)、30代前半(17.2%)と続いた。

将来、独立・起業するための資金をためている人は44.8%で半数以下だった。貯めていると答えた179人に金額を聞くと、平均で1259万円だった。50代になると資金の額が跳ね上がり2446万円となった。中には2億円を用意している人もいた。

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