日本は貧困化してると実感すること 「洋服のリサイクルショップがいたるところに」「自分の年収が想像以上にあがらない」

日本は貧困化してると実感すること 「洋服のリサイクルショップがいたるところに」「自分の年収が想像以上にあがらない」

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「給料が上がらない」「洋服はリサイクル品ばかり」「モノを買うのは100円ショップを見てから」などなど、一般庶民のお金の悩みは尽きない。2月初めの「ガールズちゃんねる」には、「あー日本は貧困化してんだな…と実感すること」なんてトピックが立つありさまだ。

「洋服のリサイクルショップがいたるところにある 90年代まではあんなの全然なかった」

というトピ主の実感を皮切りに2000以上のコメントが寄せられ、乏しいお財布事情に苦しむ人の多さがうかがえた。(文:okei)

「終電無くなると格段に人が減る。昔はタクシーで帰る人が多かった」

書き込まれたのは「時給が上がらない」「自分の年収が想像以上にあがらない」といった嘆きの数々だ。収入の少なさはダイレクトに生活に影響する。

「少子化かな…。国や家庭にお金がないと、子供を産むのは難しい」
「使わない人は車買わなくなったことかな。 今では足に使わない人は贅沢品とされてる」
「大学で奨学金受けてる人が多いこと 国立ですらそう」

また、街の風景で実感する人も。

「夜、終電無くなると格段に人が減る。 昔はタクシーで帰る人が多かったのに、今は電車のあるうちに帰ろうとする」
「クレームが増えたこと。高齢化も一つとは思うけど金銭的余裕ある人が減ったことでクレーマーが増えてると思う。お金の余裕心の余裕と言うし」

さらには、「ケンタッキーが高くて買えない、そもそも外食できない」といった声や、メルカリや100均、ファストファッション企業の隆盛、決まった曜日にクーポン行列ができることを挙げる人もいた。確かに90年代にはなかった光景だ。

「子ども食堂」の登場で「貧困化より格差を実感」という声も

しかし一方で、「貧困」というほどじゃないでしょと諭す声もある。

「今までが贅沢すぎたのかなと思う 水は飲めるし、トイレは流れていくし、日本は素晴らしいよ」
「リサイクルとか百均は、エコとか節約の意識・低価格商品が拡大したからであって、貧困とは言えないと思う」

確かに、先進国としての体裁を保っていないわけではないだろうし、エコ意識は大切だ。ゴミ問題もあることだし、物質的な豊かさだけを求める時代ではなくなったとも言える。

しかし、なぜ節約志向が拡大したかを収入面で考えると、油断ならないものも感じる。コメントには、「子ども食堂」の登場を挙げる人もおり、相対的な貧困によって食事も満足に摂れない家庭があることは近年よく話題にのぼる。

コメントには、「貧困化ってより、格差を実感するよ」「非正規雇用が多い 昔は正社員が当たり前だった」という叫びもある。「これ!本当にこれ! (中略) 金銭面が不安で結婚や子供つくるのを躊躇う人達も多いのに 豊かなのは一部の上級層だけ」といった、怒りを含んだ共感もあった。

厚労省の賃金統計不正問題で見えてきたこと

厚労省が「ほぼ横ばい」と公表していた実質賃金(2018年1〜11月まで)の伸び率は、統計不正問題発覚によって「平均0.5%のマイナス」(野党の試算)だったことが分かっている。データ的には、上がらないどころか微妙に下がっているのだ。

これには、2月5日放送の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)でコメンテーターの方が、「アベノミクスで増えている労働者はシニアと女性。これは非正規パートタイムが多いので、それまでの平均よりは低くなる」と指摘している。「なので、総雇用者所得の合計値の推移をちゃんと見るべきで、これは伸びているというデータがあります」とコメントしていた。

なるほどシニアや女性の非正規が増えれば平均賃金の数値は下がる。しかし結局、なぜそうした労働者が増えたのかと言えば、

「働きたい女性もいるけど大半が働かなきゃ生活が厳しいから共働きしてる」

というスレッドの書き込みが、非常に多くの人の肌感覚を表しているように思う。シニアもしかりだ。

安倍総理は、統計不正問題について5日の衆議員予算委員会で、「これまでの賃金動向の判断に影響を与えているとは考えていない」としている。

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