グリコ「パパのためのママの気持ち翻訳」が「女性をバカにしてる」と物議 『妻のトリセツ』著者監修

グリコ「パパのためのママの気持ち翻訳」が物議 『妻のトリセツ』の黒川伊保子氏監修

記事まとめ

  • グリコが夫婦間のコミュニケーションや育児協同を促すためのアプリ「こぺ」をリリース
  • 「パパのためのママの気持ち翻訳」のサイト上コンテンツがネット上で物議を醸している
  • 監修は『妻のトリセツ』著者の黒川伊保子氏で、「女性をバカにした企画」と反発の声も

グリコ「パパのためのママの気持ち翻訳」が「女性をバカにしてる」と物議 『妻のトリセツ』著者監修

グリコ「パパのためのママの気持ち翻訳」が「女性をバカにしてる」と物議 『妻のトリセツ』著者監修

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グリコは2月6日、夫婦間のコミュニケーションや育児協同を促すためのアプリ「こぺ」をリリースした。しかしリリース記念のために行った「パパのためのママの気持ち翻訳」のサイト上コンテンツがネット上で物議をかもしている。

公式サイトには、妻から夫への言葉を"翻訳"した8例が掲載されている。例えば「これするの、大変なんだからね」という言葉は、「感謝してね」という意味だという。この翻訳について同社は、

「『大変だったらやらなくていいよ』は逆効果。努力に労いの言葉をかけてあげよう」

というアドバイスを添えている。

実際のアプリには翻訳機能ナシ「注意を払っていますが内容を保証するものはありません」

「仕事と家庭どっちが大事なの?」は「私は何より家庭を優先しているのに、あなたは仕事ばかりなのが寂しいわ…」という。これについては「寂しい思いさせてごめん、と謝って。ママに仕事のグチを打ち明けてあげよう」としている。ほかにも、

妻「好きにすれば?」→翻訳「それをやったら、もう知らないから!」
このセリフを言われたパパは、「見放さないで」と甘えてみましょう。

妻「…(無言)」→翻訳「まずはちゃんと謝ってね」
ママを怒らせてしまったら、言い訳せずに「気がつかなくてごめん」と謝ってみて。

といった具合だ。

同コンテンツの監修は夫婦円満のコミュニケーションを解説した『妻のトリセツ』(講談社)著者の黒川伊保子氏。サイトには「掲載する情報には充分注意を払っていますが、その内容について保証するものはありません」という但し書きがある。

ただ、いずれの内容も夫は妻の言動をそのまま受け取るのではなく、裏にある真意を読み取らなければならない、という考え方がベースにある。逆に言えば、妻である女性は自分の考えや思いを相手に伝わるよう言語化できない、と捉えられかねない。

そのため、ツイッターでは、「あまりに女性をバカにした企画」「双方日本語を話す夫婦の会話にこの翻訳は必要なのでしょうか?」と反発する声も寄せられていた。

ちなみに、リリースされたアプリは夫婦でペアリングして使用できるメッセージアプリで、このような翻訳機能はついていない。しかしこのサイトコンテンツから「女性の言葉は翻訳しないとわからない」と受け取る人が少なくないようだ。

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