「ラブライブのフィギュアを勝手に弟に売られた」 兄の悲劇はどうすれば防げたのか

「ラブライブのフィギュアを勝手に弟に売られた」 兄の悲劇はどうすれば防げたのか

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オタクにも色々な種類がいるが、フィギュアオタクの中には、フィギュアを購入しても未開封のままにしておくタイプがある。最近はパッケージのデザインにも丁寧なセンスが光るものもあるので、個人的にはそういう楽しみ方も否定できない。実際、スターウォーズの3.75インチの奴なんかだと、箱込みで一つの商品としての価値があるようにも思える。

ただし、何年も開封しないとフィギュアの材質が劣化するし、癒着の原因にもなる。塩ビ製のフィギュアなんて梱包の発泡スチロールが接触したままだと、数年で目も当てられない状況になってしまう。だから個人的には、フィギュアは開封して飾るか、ガンガン遊ぶことをオススメしたい。今回は、それをやらなかったばかりに後悔することになったあるオタクの話をしようと思う。(文:松本ミゾレ)

「憤りはないんだよ。怒ったり呆れたりもない。ただ心が空っぽ」

先日、おーぷん2ちゃんねるで「フィギュアを売られた」というスレッドが立っていた。現在大学生のスレ主は高校の頃、『ラブライブ!』にはまっていた。お年玉やお小遣いをやりくりして、1体1万円ほどの受注生産フィギュアを9体ほど購入したという。

ところが、肝心のフィギュアが届いても飾る場所がなかったため、とりあえずダンボールのまま祖母宅の物置に保管していた。社会人なったらアクリルケースを購入して飾ろうと考えていたそうだ。

そしてここからが本題だ。あるとき彼は、ダンボール箱の中身がなくなっていたことに気付いた。犯人は、中学生である彼の弟。9体中6体を勝手に持ち出して売り払った上、売上金も使われてしまったのだ。

とまあ、オタクにとってはあまり考えたくないような状況がスレ主の身には降りかかったわけだ。

「憤りはないんだよ。聞いた時怒ったりとか呆れたりとかもなかったんだ。ただ心が空っぽになって今反動がきてる。どうしたいかも分からん」

と綴る彼の心中は、察するに余りある。

レタッチ、ペンで名前を書く……売られないために意図的に市場価値を低くするのも大事

もちろん勝手に売るほうがどうかとは思うんだけど、このケースの場合、未開封新品状態で保存していたからこそ、弟の目に付いた可能性も大きいんじゃないだろうか。

中学生ともなれば、モノを売るにはそれなりの状態をキープしておくほうが売値も高まることぐらい把握できる。こういう事態を防ぐためにも、開封ぐらいはしておくべきだったはずだ。開封品なら中古扱いで売値も下がるので、6つも売られるなんて悲劇を防げたかもしれない。

それに、こう書いちゃなんだけど、オタク趣味は周囲に理解されにくいのに金だけはかかる。弟と言えども、兄のお金の使い方に思うところがあったのかもしれない。コンテンツが未開封で放置されていたら、小ずるい子供にしてみればいい小遣い稼ぎの種に見えるものだ。家族だからと言って安心してはならない。僕もよく自分の怪獣ソフビを勝手に祖母が近所の子供たちに配っていたことがある。

勝手に親族に売られないためにも、手元にあるフィギュアの市場価値を意図的に低くするという努力も、オタクにとっては大事なところである。箱から出しておく、自分でレタッチをしておく、究極的には、スタンドの裏にペンで名前を書いておくのもよろしい。方法はいくつかある。

スレッドには「飾らないなら買うな」論もあったけど、フィギュアは受注生産品が多いので、機会を逃すと手に入りにくい。スレ主にとってはまさか弟が勝手にコレクションを売るなんて想像しなかっただろうし、あんまり責めるのは可哀想に思える。

まあ、9つ全部やられなかっただけマシと思って、地道に買い戻すしかないよね……。

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