10歳女子の6割「結婚・出産を機に仕事を辞める必要はない」 将来は「仕事を一生続けたい」

10歳女子の6割「結婚・出産を機に仕事を辞める必要はない」 将来は「仕事を一生続けたい」

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ワコールは3月1日、「10 歳女子が描く、結婚観・仕事観と、それに及ぼす父親の影響」の調査結果を発表した。調査は2018年8月〜12月に実施し、同社運営の小学生・中学生女子向けサイト「ガールズばでなび」訪問者の10歳386人から回答を得た。

「女子は結婚をして子どもが生まれたら仕事を辞めた方が良いと思うか」を聞くと、「あまりそう思わない」(41%)と「まったくそう思わない」(25%)の合計は66%となった。

自分の将来のイメージを聞くと、最も多かったのは「仕事は一生続けたい」(37.9%)。以降「まだわからない」(29.9%)、「仕事をして、結婚したら辞めたい」(23.6%)と続く。

「家事に参加する父親」は「娘とのコミュニケーション」が多い

母親について聞くと、76.3%が「働いている」と回答している。「週5〜6日」(45.2%)が最多で、「週3〜4日」(23.2%)、「週1〜2日」(5.4%)となった。また、前述の質問で「仕事は一生続けたい」と答えた子どもの8割の母親は働いていることが明らかになった。

また父親と娘のコミュニケーション量が多い人ほど、父親の家事参加度が高いことが分かった。父親が家事を「いつもしている」人はコミュニケーション平均値が3.05で頻度が下がるほど減少し、「全くしていない」は2.32ポイントだった。

目白大学人間学部の小野寺敦子教授は、働く母親の存在が、従来の「家事育児は女性がやるもの」といった考え方から、非伝統的性役割観の「女性は結婚しても働き続けるもの」という考え方と繋がっていると推測。

いまの10 歳女子は「子育てをしながら仕事もしたい」というキャリア志向を持っているといい、「母親が働いている」と「父親の家事への参加」が影響しているという。この2つが将来の結婚感・仕事観に繋がるという。

近年、公園で子供と遊ぶ、保育園の送り迎えをする父親が増えている。小野寺教授は「家事を自発的に行う父親の姿を見て、娘は新しい男性像・結婚感を知らず知らずのうちにイメージする」とコメントした。

10歳女子の7割「女子は男子よりも丁寧な言葉遣いの方が良い」

10歳女子の「ジェンダー意識」について聞いた。女子は男子よりも丁寧な言葉遣いの方が良いと回答した人は71.6%。また「女子は男子よりも料理が上手に出来た方がいい」が85%、「男子は男らしく、女子は女らしくするのが良い」が57.7%となった。

このような「ジェンダー意識」の高い女子は、「化粧をしている」「恋をしている」という項目が高い傾向があることがわかった。また誰に「女の子らしくしなさい」と言われるかを聞くと、「お母さん」(198人)が2位「お父さん」(62人)を大きく上回って首位となった。

小野寺教授は「周りの人から『女の子らしくしなさい」と言われることが、ジェンダー意識の形成に影響を与えているようです」とコメントしている。

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