プロも加入するコスパ最強「都道府県民共済」 月々1000円の保険料で加入者向けサービスも充実

プロも加入するコスパ最強「都道府県民共済」 月々1000円の保険料で加入者向けサービスも充実

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日本人は保険が好きな国民と言われています。かつては、遺された家族を守るための死亡保険が主流でしたが、三大疾病や女性特有の病気の罹患率も増加傾向にある中、近年は若い方でも医療保険の加入を検討するケースが増えました。

しかし、同時に、医療保険に「入り過ぎ」の傾向もみられます。実は、医療費というのは、家計負担が重くならないよう公的な保障が手厚くなっています。既に民間の医療保険に加入している方は、まず、本当にその保険が必要か、今一度、見直してみましょう。

医療保険の保険料が高額になりやすいのは、医療費そのものというよりも、療養中の生活費という不安要素が大きいから。つまり、病気療養中の生活費を補うために、より高い保険金が支払われる医療保険を選ぶと、必然的に毎月の保険料も高くなってしまうのです。

実際の治療のために必要な医療費と、その前後の生活を支える生活費は、別に考えたほうが、医療療保険の「入り過ぎ」を防げます。保険料の総額は、多くても手取り月収の5%以内に抑えることを目安にしてください。(文:楽天証券経済研究所・ファンドアナリスト 篠田尚子)

運営母体が非営利 掛金の約4割が戻ってくることも

まだ医療保険に加入していない方や、保険料を見直したいという方に広くおすすめしたいのが、都道府県民共済です。都道府県民共済は、全国生活協同組合連合会(全国生協連)が、厚生労働省の認可を受けて行っている事業で、お住まいの地域、または、勤務地がある地域で加入ができます。

最大のポイントは、運営母体が非営利だということ。つまり、民間企業のように営利を追求しないので、保険料が月1000円からとかなり安く抑えられているのです。さらに、必要経費以上の利益が出た場合は、加入者に割戻金として還元されます。

割戻率は、地域と年度によって異なりますが、例えば、東京都民共済の割戻率(2017年度)は、39%でした。払い込んだ掛金の約4割が戻ってくるのは、共済ならではの魅力。さらに、実際に病気やケガで入院したとき、迅速に共済金が支払われるというのも、都道府県民共済の特徴です。

シンプルな加入プランで選びやすい

肝心の取扱商品は、「総合保障型」、「入院保障型」などから構成される生命共済と、住宅・家財を守る「新型火災共済」の2つだけ。加入後の掛金も一定で、非常にシンプルです。

代表的な加入プランは、日帰り入院から死亡保障までカバーされた「総合保障2型」。月々の掛金は2000円で、病気入院時には1日あたり4500 円(入院1日目から)、病気死亡の場合は400万円が保障されます。

より保障内容を手厚くしたいなら総合保障4型、掛金を抑えたいなら、月々1000円で加入できる総合保障1型もあります。ちなみに筆者は、「総合保障1型+入院保障2型」の、月掛金3000円のプランに加入しています。

また、ライフステージの変化に応じて、先進医療、がん、三大疾病、介護などの各種特約を追加することも可能です。もちろん、特約の掛金も割戻金の対象です。

男性向けイージーオーダースーツが1万3800円から

共済によっては、加入者向けに独自のサービスを提供しています。最も代表的なのが、ブライダルサービスです。ウェディングプランの相談、ハネムーン旅行の手配のほか、婚礼衣装のレンタルからギフト類に至るまで、ブライダル関連の様々なサービスをお得な価格で利用することができます。

東京都民共済を例に取ると、ウェディングドレスのレンタルはなんと1万8000円から! カラードレスや和装のレンタル、1万3800円からの男性向けのイージーオーダースーツなど、ウェディング以外も使えるサービスもあります。

こうしたお得なサービスを提供できるのも、運営母体が営利を目的としていないからこそ。加入者(組合員)から集めた掛金を、そのときに必要としている人のために使うシステムなので、安く利用できるのです。

なお、加入者向けサービスの具体的な内容は、共済によって異なります。気になる方はまず、加入する共済に問い合わせてみてください。

【筆者プロフィール】
篠田 尚子(しのだ しょうこ)
楽天証券経済研究所 ファンドアナリスト
AFP(日本FP協会認定)

国内の銀行において個人向け資産運用のアドバイス業務に携わった後、2006年ロイター・ジャパン入社。傘下の投信評価機関リッパーにて、世界中の機関投資家へ向けて日本の投資信託市場調査および評価分析レポートの配信業務に従事。同時に、世界各国で開催される資産運用業界の国際カンファレンスで日本の投資信託市場にまつわる講演も数多く行う。2013年にロイターを退職し、楽天証券経済研究所に入所。各種メディアで投資信託についての多くのコメントを手掛けるほか、銘柄選びに役立つ各種コンテンツの企画や、高校生から年金受給層まで、幅広い年齢層を対象とした資産形成セミナーの講師も務めるなど、投資教育にも積極的に取り組んでいる。著書に「本当にお金が増える投資信託は、この10本です。」、「新しい!お金の増やし方の教科書」(ともにSBクリエイティブ)などがある。

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