採用でAI活用、望ましいのは「書類選考まで」 「人の魅力は対話で判断されるべき」

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転職エージェントのワークポートは3月22日、「AI採用について」のアンケート調査結果を発表した。調査は今月5日〜12日に、同社のサービスを利用する全国の転職希望者300人を対象に実施した。

近年、企業の採用活動にAIを導入する動きが盛んになっているが、実際に「AIによる選考を受けたことがある」と回答した人は2.3%と少ない。受けたことがない人は81.3%と大多数に上る。企業がAIによる選考を公表していない場合もあるため、「わからない」も16.3%いた。

「AIは導入すべきでない」という声も「機械に判断されるのは嫌」「人材の多様性を欠く」

採用活動でAIを活用する場面として適切だと思う段階を聞くと、一番多かったのは「書類選考まで」(56.0%)。書類選考までが適切だとする理由としては、

「書類選考はAIを導入することで公平な審査が行われると思う」(30代・女性・接客販売)
「一番候補者が多い工程だから担当者の負担を減らせる」(30代・女性・事務)

といった公平性や効率化を挙げる意見が見られた。ほかに、「人の魅力は対話で判断されるべき」などといった、面接以降はAIではなく人同士で行うべきという意見が多く挙がった。

一方で、AIを「導入するべきではない」という意見も15.3%あった。「人生を機械に判断されるのは嫌だ」という抵抗感を訴える声のほか、採用活動にAIを導入することで「人材の多様性の欠如」を懸念する意見、「AIへの信頼度不足」を指摘する人がいた。

今後採用活動AIを導入した採用活動は増えていくと思うか質問したところ、82.0%と多くの人が「はい」と回答した。

採用でAI活用する企業「志望度低くなる」2割「人の良さを見ない感じがする」

採用活動にAIを導入していることで、企業への志望度が変化するかどうかも聞いた。最も多かったのは「変わらない」(64.0%)で、理由としては、

「どう選考するかより、その会社そのものの魅力が重要だと思うから」(20代・男性・教育)
「その企業へのイメージと採用手法は別物だから」(30代・男性・営業)

といった声が挙がっている。AIによる採用を経験したことがないため判断がつかないという意見も散見した。

一方で、AIを導入することで志望度が「低くなる」と回答した人も20.3%いた。志望度が低くなる理由としては、

「データのみで人の良さを見ない感じがするから」(40代・女性・営業)
「個性が認められない会社というイメージが出てしまう」(40代・男性・管理)

と、会社の信頼度低下に繋がるという意見が目立った。

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