高校生の7割「自分の未来は明るい」 一方、「奨学金返済が大変そう」「増税や少子高齢化で経済的に不安」の声も

高校生の68.5%が自分の将来を「明るい」と回答 消費税の増税や少子高齢化に不安も

記事まとめ

  • リクルートマーケティングパートナーズが「高校生価値意識調査」の結果を発表した
  • 自分の将来を「明るい」と回答した人は68.5%で、2014年以降上昇傾向にある
  • 「消費税の増税や少子高齢化が更に深刻な状態になり、経済的に不安」という声もあった

高校生の7割「自分の未来は明るい」 一方、「奨学金返済が大変そう」「増税や少子高齢化で経済的に不安」の声も

高校生の7割「自分の未来は明るい」 一方、「奨学金返済が大変そう」「増税や少子高齢化で経済的に不安」の声も

高校生の7割「自分の未来は明るい」 一方、「奨学金返済が大変そう」「増税や少子高齢化で経済的に不安」の声もの画像

リクルートマーケティングパートナーズは3月26日、高校生の社会観・キャリア観・進学観・ライフデザインに関する調査「高校生価値意識調査」の結果を発表した。調査は2018年9月にネット上で実施し、大学・短大・専門学校いずれかへの進学を検討している高校生1448人から回答を得た。

「今の自分は、幸せ」と回答した人は76.8%。理由は、「衣食住に困らない、不自由のない生活」(17%)が最も多かった。2位以降、「楽しい、笑っていられる」(14.1%)、「友だち・仲間がいる、友だちができた」(13.4%)、「やりたいことができる、好きなことができる、希望を応援してもらえる」(11.9%)と続く。

一方、「幸せではない」(21.3%)と回答した人からは、「楽しくない、つまらない」(9.5%)、「学校生活が楽しくない、学校に行きたくない」(6.9%)、「家庭が経済的に苦しい、お金がない」(6.8%)、「満足していない、不満がある、思い通りにいかない」(6.3%)といった声が寄せられた。

「明るいものと思いたい。そう思わないとこれからの人生つまらないから」

自分の将来を「明るい」と回答した人は68.5%と高ポイント。東日本大震災後の2012年に実施した調査では5割台まで低下したが、2014年以降上昇傾向にある。「明るい」と回答した人からは、

「たくさんの友人を持ち、彼らとだったらどんなつらいことも乗り越えられる気がする」(男子)
「難関大に合格して、自分の将来の安定はある程度見込めると思われる」(男子)
「既に自分の将来設計を立てていて、それを実現するために頑張るつもりでいるから」(女子)

といった声のほか、「明るいものと思いたい。そう思わないとこれからの人生つまらないから」(男子)というコメントが寄せられた。「明るくない」という人からは、

「このまま社会に出てもうまくできるかがまだ全然イメージできないから」(男子)
「努力しても、一握りの人しか叶えることができないから」(女子)
「奨学金を借りるので社会人となったときの返済が大変そうだから」(女子)
「消費税の増税や少子高齢化が更に深刻な状態になり、経済的に不安だから」(女子)

など、将来や社会制度に関する不安や諦めを感じるという声が多く寄せられた。

IT・AIが普及することが好ましくないと思う人の7割「就職難になる」

ITやAIが普及した社会で自分が働くことについて、「好ましい」という人は72.9%。男女別に見ると、男子(80.7%)が女子(64.9%)を15ポイント以上上回る結果となった。

好ましいと思う理由は、「仕事が楽・効率的になりそう」が6割で最多。上位3つには「今は存在しない新たな職業や仕事をすることができそう」(32.9%)、「危険な仕事をしなくてよくなりそう」(22.5%)が入る。

一方、「好ましくない」(27.1%)と回答した人の理由は、「人間の仕事がなくなり就職難になりそう」が70%で最も多かった。この数値は、女子(74.4%)が男子(62.1%)を上回った。ほかには「今、就きたい・興味がある仕事がなくなりそう」(43%)、「ITやコンピューターが苦手だから」(12.3%)といった声があがっている。

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