『わたし、定時で帰ります』2話、「めっちゃわかる」と共感多数 ワーキングマザーの必死の頑張りに「赤ちゃん可愛くないのかな」という上司が酷すぎ

『わたし、定時で帰ります』2話、「めっちゃわかる」と共感多数 ワーキングマザーの必死の頑張りに「赤ちゃん可愛くないのかな」という上司が酷すぎ

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「絶対に残業しない」をモットーにWeb制作会社で働く女性を描く、『わたし、定時で帰ります。』(TBS系・火曜夜10時〜)。4月23日放送の第2回は、主人公の東山結衣(演:吉高由里子)の先輩で、育休から復帰した賤ケ岳八重(演:内田有紀)が物語の中心だ。【第1話についてはこちら】

いわば「仕事と育児・家庭の両立」がテーマの今回。賤ケ岳は、以前より「残業も休日出勤も問題なし」とアピールする仕事人間になっており、結衣は違和感を覚える。

「結衣も早く結婚して子ども産んで2人で道を切り開こう!」
「既婚子持ちでも現場の戦力になるって証明するの!」

と、妙に気負った様子だ。これにネット上では「状況も気持ちも分かる」と共感の声が相次いだ。(文:篠原みつき)

「男だったら、子どもがいるかいないかなんて、問題にすらなんないのに」

賤ケ岳は新しいプロジェクトのリーダーに抜擢されると、独善的な仕事の進め方をして部下たちの反感を買ってしまう。もっと周囲を信じて欲しいと頼む結衣に、賤ケ岳は「結婚して子どもができたら東山にもわかる」と反発する。

彼女は妊娠を報告したときプロジェクトを外され、復帰した時も「定時に帰れる部署に移ったらどうか」と言われたと不満を口にし、

「なんで戦力外なの?」「誰も心配なんかしてない。妊娠したらそこでリセット」
「私はくやしいの。男だったら、子どもがいるかいないかなんて、問題にすらなんないのに」

と訴えた。女性の場合、子持ちでも働けると証明しないと、やりがいのある仕事を続けられないと追い込まれているのだ。

わかる。わかるよ…と筆者は唸った。制度として産休育休があっても、それを使えるかどうか、使ったあとのキャリアがどうなるか、が問題だ。今は出産後も仕事をする人は増えているが、復帰後は元の部署に戻れなかったり、昇給が止まるといった不満が多く聞かれる。いわゆる「マミートラック」に乗せられるというやつだ。これにツイッターでは「めっちゃわかるわ〜」「確かに問題だよね」など共感の声が相次いだ。

「先輩なにと戦ってるんですか?」――ここで帰っても「負け」じゃない

しかし、気持ちは分かるが「この働き方はよくない」と諭す声も多かった。後半、ついに賤ケ岳はデザインが競合他社と酷似しているとクライアントに叱責される事態に。一方、乳児2人をワンオペ育児する育休中の夫・陽介(演:坪倉由幸)は、家事は滞るわ子どもが熱を出すわで火の車状態だ。

結衣は早退や定時帰りを勧めるが、賤ケ岳は自分のミスで迷惑をかけたから帰れない、と頑なだ。

「東山が思ってるほど時代は進んでないんだよ。ここで帰ったら負けなの」

とまで言う。ここで結衣は、「先輩なにと戦ってるんですか?子どもが心配だから帰りますって堂々と言ってくださいよ」と返している。

そうなのだ。社員といえどもそれぞれの事情があって、仕事だけやっていればいい時代ではない。旧来の「会社に身を捧げる」働き方をしていては、妻も夫も共倒れ。ますます少子化が進むばかりだ。今作るべきは、誰もが「既婚子持ちでも無理なく働ける」という道で、そうしないと独身者も帰りづらくなってしまう。むしろ、帰らないと何かに負けた気がする。

結衣は策を講じて、賤ヶ岳のために「職場の社員はみんな帰った」という状況をつくるが、これは結衣の人望と説得あってのこと。しかも「小籠包おごるから」と自腹を切ろうとしているのだから切ない。

「男の育休許す上司ってどうなんだろうね」という上司は滅びて欲しい

本来こういうことは上司にやって貰いたいものだ。しかし、部長の福永(演:ユースケ・サンタマリア)は、賤ケ岳の夫について、「男の育休許す上司ってどうなんだろうね」「会社のお荷物なのかなご主人」とナチュラルに陰口を叩いている。

賤ヶ岳の頑張りを、「なんであんなに張り切っているのかな。赤ちゃん可愛くないのかな」とまで言っている。こういう人、早く滅んでほしいと思ったのは、筆者だけではないはずだ。やはり労働者の権利は「戦って勝ち取る」ものなのか?と考えさせられる。

いずれ結衣は、この部長との本格決戦があるのだろう。しかし次回は新人がバイトテロ並みの大問題を起こした事後処理が待っている。まったく前途多難である。

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