人手不足で悲鳴を上げる職場「人がいないから有休取得できない」「残業を減らそうとしても業務が多くて減らない」

人手不足で悲鳴を上げる職場「人がいないから有休取得できない」「残業を減らそうとしても業務が多くて減らない」

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人手不足や後継者難を原因とした「人手不足倒産」が過去最多を記録した。東京商工リサーチが4月に発表した調査によると、2018年度の「人手不足による倒産」は400件あったという。労働力が不足している現在、現場ではどのようなことが起きているのだろうか。企業口コミサイト「キャリコネ」に寄せられた口コミを見てみよう。【参照元:キャリコネ】

「サービス残業、休日出勤が横行。社員がパートの分の仕事もこなさなくてはならない」

「食品はサービス残業、休日出勤が横行しているがそれが改善される気配は全くない。昨今の人手不足も激務に拍車をかけ、社員がパート不足分の仕事もこなさなくてはならない状況が続いている」(店長、20代後半、男性、正社員、年収400万円)

「近年の人手不足により、有給休暇を消化できないケースが目立ってきました。上司の方針や店舗の状況によって消化できるかどうかは左右されると思います」(ショプスタッフ、30代前半、女性、正社員、年収450万円)

「本社の方針で残業を減らそうとしており、残業時間が多いと指摘を受けることもあった。しかし、人手不足で業務に追われ残業しなければならない時も指摘を受けてしまうため、店長に勝手に勤怠を切られる事が何度かあった」(ショプスタッフ、20代後半、女性、正社員、年収280万円)

人手不足が、現場で働く社員の負担を強くしてしまっている。パートの人数不足を社員がカバーしようとした結果、有給休暇が取れなくなった、という声も寄せられた。また、残業を減らしたくても人手不足で業務に追われ、結果残業をしてしまい注意を受けるといったケースも。しかも上司から勝手にタイムカードを切られてしまい、サービス残業になっているというから、最悪なパターンだ。

人手が足りないことで1人1人の仕事量が多くなってしまい、現場にしわ寄せがきてしまっている。企業側は人員を補填し、個人の負担が軽くなる努力をすべきだろう。

「定着率が悪すぎて慢性的な人手不足」という職場も

「企業体質が古すぎます。完全なトップダウン形態で、中途社員の待遇の悪さから定着率が悪すぎて、2年で相当な人数が離職してしまい、現場が慢性的な人手不足になっています」(カウンターセールス、20代後半、男性、契約社員、年収320万円)

「自分の仕事を抱え込み共有したがらない集団な為、新人教育が下手で中途採用社員は経験者じゃないときつい。かなり知識を持った経験者でも、前から居る人には何も言えず、中途採用者の離職率はかなり高い。上層部の人達がいくら言っても改善されず、人手不足と悪循環になってしまっている」(その他、40代後半、女性、正社員、年収360万円)

会社の体質や待遇の悪さが原因で社員が定着しない場合もあるようだ。人手不足の中、コストをかけてせっかく人材を確保しても、長続きせず離職が相次いでしまうのはもったいないことだ。何よりも、現場の負担が一向に減らないことになる。

企業は、せっかく確保した人材が会社に定着できるような教育体制やサポートを行うべきだ。新たに人材を受け入れた部署も、新人にきちんと教育し仕事をシェアしていく意識が必要になる。自分たちの負担を軽減するには、新たな人材が早く育ち独り立ちすることが近道だ。どちらにしても、人手不足とそれに伴う現場の状況を改善するために、企業も各部署も積極的な改善策を考え、実行していく必要がある。

※調査ワード「人手不足」

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