ワークライフバランス格差の実態 「出退勤時間は自分で管理可能」の一方で「土日も会社貸与スマホが手放せない」

ワークライフバランス格差の実態 「出退勤時間は自分で管理可能」の一方で「土日も会社貸与スマホが手放せない」

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「ワークライフバランス」という言葉が聞かれるようようになって、すでに10年以上経過している。働き方改革が始まった2019年現在、企業で働く人々はワークライフバランスに満足しているのだろうか。企業口コミサイト「キャリコネ」に寄せられた口コミを見てみよう。【参照元:キャリコネ】

「やるべきことをやっていれば文句は言われない」「フレックスも有効活用」

「以前は休日出勤や長時間の残業もあったが、近年は『限られた時間の中で効率的に結果を出そう』といった雰囲気がある。とても働きやすい環境が整備され、ワークライフバランスにも満足している」(代理店営業 30代前半女性 正社員 年収600万円)

「女性の産休、育休への理解は非常に高い。みんなが助け合おうとしており、働きやすい環境である。休みはしっかりと取れる。休日出勤することもあるが、きちんと管理されているため、必ず年度内に振替休日を取らないといけない。フレックスも制度としてあるので、有効活用できる」(その他 30代後半男性 正社員 年収900万円)

「働き方の時間的な自由度は高く、ワークライフバランスは良い方だと思う。出社時間、退社時間は育児や家族都合で調整可能。有給取得も個人の判断で比較的自由に可能。やるべきことをやっていれば、早く帰ろうが頻繁に休暇を取ろうが文句は言われない雰囲気」(機械設計 30代前半男性 正社員 年収700万円)

振替休日や産休、育休の取得はもちろん、育児や家事の都合に合わせて出退勤ができるなど、働きやすい職場環境作りに取り組んでいる企業も多いようだ。

ワークライフバランスは単に「仕事の時間を減らし、プライベートの_時間を増やす」というものではない。性別や年代にかかわらず、個人のライフステージに合わせて多様で柔軟な働き方を実現することを目指している。

口コミに挙げられたような労働環境が_増えていけば、独身者も子育て世代もシニア世代も、助け合いながら仕事に取り組むことができるだろう。

「年を通して残業がほとんどない部署もあれば、残業が月100時間近い部署も」

ワークライフバランスが整っている企業がある一方で、「部署や職種によって差がある」という声も多い。

「残業は部署によりかなり異なります。一年を通して残業がほとんどない部署もあれば、残業が月100時間近い部署もあります。どこに配属されるかで、ワークライフバランスは全く違うものとなります」(その他 30代前半男性 正社員 年収400万円)

「職種によって格差がある。事務系は残業・休日出勤が殆ど無いので、ワークライフバランスは抜群。その他の営業、SE、CEは、部署によっては残業・休日出勤が常態化している」(サポートエンジニア 30代前半男性 正社員 年収580万円)

「ワークライフバランスは、担当する販売店の質により大きく異なる。部署内1/3相当数の社員は土日も会社貸与スマホを肌身離せないというのが事実」(ルートセールス 40代前半 男性正社員 年収600万円)

同じ企業に勤めているのに、配属された部署や担当している仕事内容によって、労働時間等が全く違ってしまうこともあるようだ。

扱う業務が違うため、全ての業務や働き方のルールを統一することはできないが、多忙な部署や長時間労働者が「ライフ」の部分を充実できるようにする取り組みは必要がある。深夜まで働いた場合は翌日の出勤を遅める、休日出勤や長時間労働分の振替休暇を1日_単位でなく時間単位で取れるようにするなど、忙しい部署でもできることを少しずつ取り入れていくべきだろう。

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