宝塚市が氷河期世代を正規職員に 職務経験不問、36〜45歳の人が対象

宝塚市が氷河期世代を正規職員に 職務経験不問、36〜45歳の人が対象

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兵庫県宝塚市が、氷河期世代を正規職員として採用する。7月1日の会見で明らかにした。採用対象は今年度末で36〜45歳の人で、募集人数は3人。高卒以上が対象だが、大卒も受験できる。

同市人材育成課の担当者によると、「市長が氷河期世代への支援を何かできないか考えていたことが発端」だという。直接雇用こそが一番という理由で採用試験の実施を決めた。市は「同様の動きが全国の市町村に広がってほしい」と語っている。

面接では「人生の中で経験した苦労や、そこで感じたことを聞く」

試験の要項は8月1日から市役所で配布する。ホームページでも閲覧できる。申し込みは同月19日〜30日で、試験日は9月22日。来年1月1日付けでの採用となる。

採用試験では、教養試験と、民間の企業で課されるような一般的な能力検査を行う。面接では職務経験は問わず、「人生の中で経験した苦労や、そこで感じてきたことを聞く」予定だ。採用試験は今後3年間続けられる。採用後の待遇は、原則として新卒採用者と同じになる。

国は今年、氷河期世代の就職支援策を打ち出している。今後3年間で約30万人の正社員化を目指しているが、行政による直接雇用には言及していない。

行政が氷河期世代を対象に職員募集をするのは珍しい。宝塚市のほかには愛知県が「社会人採用」として氷河期世代の採用を積極的に実施している。今年度からは、39歳までだった対象年齢を44歳に引き上げている。

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