売り手市場が続く中、「内定辞退セット」に注目集まる "大学関係者の悩み"を受けて商品化

「内定辞退セット」が発売され問い合わせが相次ぐ 大学関係者のこぼれ話から開発

記事まとめ

  • 「内定辞退セット」が発売され、大学の購買などから問い合わせが相次いでいるという
  • 同商品は、内定辞退を伝える手紙用の便せんや封筒、記入例のセットで動画視聴も可能
  • きっかけは「就活生本人ではなく、頭を悩ませた大学関係者のこぼれ話だった」という

売り手市場が続く中、「内定辞退セット」に注目集まる "大学関係者の悩み"を受けて商品化

売り手市場が続く中、「内定辞退セット」に注目集まる "大学関係者の悩み"を受けて商品化

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日本法令が昨年12月に発売した「内定辞退セット」が好評だ。販売開始から1か月足らずにも関わらず、大学の購買などから「うちでも取り扱いたい」といった問い合わせが相次いでいるという。

内定を出してくれた企業に辞退の連絡するのは気が重い。しかも、ビジネスマナーを守りながら相手に失礼のないよう、色々と配慮しなければならない。

同商品は、内定辞退を伝える手紙用の便せんや封筒、記入例のセット。さらに、購入者は、電話での会話例やメール文例などを解説した動画を視聴することができるというものだ。パッケージには「早めに伝えてスッキリしよう!」というキャッチコピーが躍っている。

電話に苦手意識を持つ最近の学生たち「SNSで内定辞退を伝えて問題に」

同社の開発担当者は、キャリコネニュースの取材に「きっかけは、就活生本人ではなく、頭を悩ませた大学関係者のこぼれ話だった」と開発秘話を語る。

「ある大学で、学生が内定辞退の連絡をLINEやFacebookで行ってしまい、問題になったそうなんですよ」

近年は就活生有利ということもあり、複数社から内定をもらう学生も多い。ところが、その大学の学生の大半が、入社しない企業に対して辞退の連絡をせず、ほったらかしにしていた。

このままでは大学の評判にも関わるので、大学の就職担当課は生徒たちに対し、辞退の連絡をするよう促した。すると、SNSで辞退の連絡を送る学生が現れたという。担当者はその理由をこう分析した。

「現在はメールやメッセンジャーが主流になり、電話に苦手意識を持つ若者も多い。こうした背景があると思われます」

「学生、企業の双方にメリット」とアピール

同社はこうした問題に目をつけ、昨年夏ごろに開発をスタート。キャリアコンサルタントの上田晶美さんの監修を得るなどして、およそ半年で商品化にこぎ付けた。

担当者は「企業側にとってもスムーズに連絡が来るし、学生も迷うことなく、内定辞退ができる。(使用することで)互いにメリットがあると考えています」とアピールする。

同社オンラインショップのほか、アマゾンや全国の書店、文具店で販売している。価格は500円(税別)。

内定辞退は、企業側にすれば、採用スケジュールを狂わされるなど大きな損害を被る行為だ。一方で「内定辞退」と検索すると、「怒られた」「水をかけられた」などの恐ろしいエピソードも出てくる。不安を抱える就活生は、試してみる価値がありそうだ。

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