ドラクエ5の「ビアンカとフローラ、どっちと結婚?」 永遠の難題を改めて考える

『ドラクエV』永遠の難題「ビアンカとフローラ、どっちと結婚?」論争を改めて考察

記事まとめ

  • 『ドラクエV』の「ビアンカとフローラ、どっちと結婚?」論争は未だに続いている
  • 「ビアンカ派は人情派。フローラ派は合理主義」といった分析をする人も
  • 「フローラが好みのタイプだったから迷わずフローラにしちゃった」との意見もあがった

ドラクエ5の「ビアンカとフローラ、どっちと結婚?」 永遠の難題を改めて考える

ドラクエ5の「ビアンカとフローラ、どっちと結婚?」 永遠の難題を改めて考える

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国民的人気RPGの一角、それが『ドラゴンクエスト』シリーズだ。1986年に初代『ドラゴンクエスト』がリリースされ、鳥山明氏がデザインを手掛けたかわいいモンスターたちの存在感もあって、今日にいたるまで人気タイトルの代名詞になっている。

テレビゲームとしてのRPGといえば既に『ウィザードリィ』が1981年に登場しているが、ドラクエの場合はそちらとはテイストが似ている部分もあるものの、ファン層自体はそこまで被っていない。

僕はどちらのシリーズも好きだけど、やっぱりハード面からとっつきやすいのはドラクエ。特にお気に入りなのが92年リリースの『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』だ。スーパーファミコン用のゲームだけど、のちにプレイステーション版でリメイクされたバージョンも好きである。

今日はドラクエ5のあの話題を「その話するのお前で何万人目だよ」って話なんだけども、擦っていきたい。(文:松本ミゾレ)

結婚がメインイベントとして存在したドラクエ5

ガールズちゃんねるに先日「『ドラゴンクエスト』あるある」というトピックが立っていた。このトピック、単純にドラクエシリーズについての疑問や感じたことなんかを書き込むためのものなんだけど、その中にドラクエ5関連の話もちらほら。

「ビアンカ派は人情派。フローラ派は合理主義」
「ビアンカかフローラを選ぶ前夜、主人公と同じようにリアルに外を散歩してどちらを選ぶか考える」
「フローラが好みのタイプだったから迷わずフローラにしちゃった」

結婚相手を選ぶイベントについての書き込みがいくつもあるのだ。本作の主人公は勇者ではなく、その主人公と結婚相手の子どもが勇者になる……という面白いパターンのタイトル。

それにサブタイに「天空の花嫁」とあるように、そもそも結婚というイベントがかなり重要なものとして定義されている。だから、引用した書き込みにあるように「リアルに外を散歩してどちらを選ぶか考える」という人も、プレイヤーの中に出たわけだ。

これは凄いことだと思う。それほど重大な決断を、遊んでいる子どもたちに強いるわけで、それを回避しないで続きを楽しむことはできないのだから。

幼馴染のビアンカか、実利の多いフローラか

個人的な話で、本作が発売された92年当時はスーファミを持っていなかった。ただ意外と95、6年頃まではドラクエ5で遊んでる友達は多かった。僕もその頃にはなんとかスーファミをゲットして本作を遊ぶようにはなったんだけど、当然話題に上がるのは結婚。

当時まだ小学生だった僕にとって、結婚というのは遠い未来の話でしかなかったので、個人的には相手はさっさと決めた。既にこのイベントをこなした友達が「フローラにしておくと、行く先々で従者がアイテムくれるよ」と言っていたので、一瞬でフローラを嫁さんにしてしまった。

僕は生まれつき貧乏なので、実利に弱い現金主義。それにフローラの髪色は目に優しい。ビアンカの金髪は人造人間18号っぽくて不良っぽく思えていたのだ。

しかし、周りはどうかと言えば大体のお友達はビアンカと結婚していた。「子どもの頃から一緒に冒険をしていたし、当然幼馴染と結婚するでしょ」みたいなことを友だちに言われたなぁ。あとは「いきなり出てきたお金持ちの女の子と結婚するなんて」という意見も別の友だちから聞いた記憶がある。

でも、これがもしも現実の世界の話だとしたら、どうだろう。意外と幼馴染の女の子なんかと結婚しないよね。

「子どもの頃からずっと一緒に遊んできた友達と結婚した」って人、そんなにいなくない?

一方、結婚したことのある知人らを見てみると、大体大人になってから出会った相手と恋愛を経て、結婚しているんだよね。つまり、世間の妻帯者は当たり前のように、いつしかビアンカのことは忘れてフローラを選んでいるのだ。

ドラクエ5の結婚って、優しいイベントだ。現実の世界では大人になるといつしかビアンカにあたる幼馴染と親交が途絶えてしまうのが常。そうしていつか出会うフローラと結婚する風潮があって当然となっている。

そんな中で「せめてゲームの中だけは幼馴染と添い遂げるかどうか悩む選択肢を入れてみよう」という親切心めいたものを、僕なんかは感じてしまうのだ。まあ……きっとこれは"行き過ぎた考察"でしかないんだけどもね。

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