「少なくとも1000万単位の売上を達成したら契約社員にしてあげる」理不尽な要求をされた派遣女性のエピソード

「少なくとも1000万単位の売上を達成したら契約社員にしてあげる」理不尽な要求をされた派遣女性のエピソード

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ブラックな職場体質に辟易し、辞める人は多い。しかし、派遣社員として某ブラック企業で働いていた営業職の30代女性は、自らの意志による退職を叶えられなかった。3年間も耐え続け、結果まで出したのに、突然の派遣切りに遭ってしまったのだ。

女性が3年間踏ん張ってきたのは、派遣先の上司から、

「3年後の正社員登用を前提に、今は派遣社員として営業を頑張ってほしい。先輩もみんな、そうしてきたから」

と言われたからだ。その言葉を信じた女性は、厳しい職場環境にもめげず、地道に新規顧客を増やしていったが、最終的には、いとも簡単に解雇されてしまった。(文:鹿賀大資)

「上司の代わりに私が1人で新規開拓を行い、40件以上の新規顧客を獲得しました」

女性の元派遣先は、IT業界では名の知れた企業。しかし、女性への対応は酷いもので、「派遣されてから4か月間、製品資料を渡されただけで放置状態でした」と女性は実態を語った。

「もちろん研修なんてありません。誰かが教えてくれるわけでも、声をかけてくれるわけでもなく、同僚たちとの会話も挨拶だけ。そうしたなか、上司にネイルの件で注意を受けました。控えめな色でしたが、女性の先輩社員から報告されたんです。早くも挫けそうになりました」

この上司こそ、後々にわたって女性を苦しめた張本人。女性は「上司は営業活動を10年以上していないので、顧客をほぼ持っていませんでした」と続ける。

「私は3年間、この上司から電話営業をするよう言われ続けていました。上司の代わりに私が1人で新規開拓を行い、40件以上の新規顧客を獲得。しかし上司は『努力は認めるが、少なくとも1000万円単位の売上を達成できたら、契約社員にしてあげる』と言い出しました。そんな額は業界で『スーパー営業』と言われるレベルで、そもそも契約時の話と違います」

派遣会社に宣戦布告「労基と共に派遣先の上司を訴える」

それでも、正社員になりたかった女性は「必死に頑張りました」と振り返る。ところが、派遣契約が3年満了を迎える1か月前、派遣先は女性に契約解除を提示。その理由も、女性に「やる気が感じられない」という苦し紛れの逃げ口上だった。すぐさま派遣会社を頼った女性だが、担当者からは「あなたが何かしたからでしょ?」と信じられない言葉を投げられた。そこで女性は、労基署に向かったという。

「パワハラやセクハラも含めた現状を、ありのままに話し、抗議の書面を派遣会社に送りました。すぐに派遣会社の社長が謝罪に訪れたので、私が『労基と共に派遣先の上司を訴えます』と伝えると、社長は『契約満了までの1か月分の給料を保証しますので、それだけは……』と言ってきました」

女性は労基署と相談したうえで、社長の条件を渋々受け入れた。当時の心境について「腹立たしい気持ちを抑えながら、あの上司がいる派遣先とも派遣会社とも縁を切ることに決めました」と綴っている。

それ以外の人からも、

「上司が無能で辞めたい」(30代男性/販売・サービス職)
「あまりにしつこく、私だけを責める上司。人によって態度を変えることもあり、退職が頭をよぎっている」(40代男性/研究開発職)
「上司が自分の仕事のやり方を認めてくれなかった。言葉を尽くして説明したり、資料を作って提示したりしたが、一蹴されたのが決め手になった」(50代女性/販売・サービス職)

といった声が寄せられた。

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