深田恭子さん活動休止……適応障害は「もう無理!」という体の悲鳴! 頑張りすぎている人こそ、自分を大切に

深田恭子さん活動休止……適応障害は「もう無理!」という体の悲鳴! 頑張りすぎている人こそ、自分を大切に

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女優の深田恭子さん(38)が適応障害と判断され、休業することが発表されました。適応障害とはストレス障害の一つです。ある特定の状況や出来事(仕事、プライベート等)によって自分自身の許容範囲を超えたストレスを抱えた際に引き起こされます。知らず知らずのうちに心身に負担がかかりすぎてしまい、「もう無理!」と体が悲鳴をあげて、心や体に異変がでてきます。

わたし自身も適応障害から克服した経験があります。ストレスの多い現代社会では誇張ではなく「誰にでも」起こりうるものです。「わたしは大丈夫」と思っている方こそ危ないので、しっかりと自分のことを大切にしてあげてほしいと思います。

ここでは、毎日を健やかに過ごす方法を著書『頑張りすぎちゃうお仕事女子の心をラクにする68のこと』(服部結子著/あさ出版)から、抜粋・加筆編集してご紹介いたします。(文:お仕事女子ストレスケアカウンセラー 服部結子)

(※注:「紹介するものはあくまでも主観であり、個人差がある」「心の不具合は体の不調と違い時間がかかる」という前提を持っていただけますと幸いです)

「もう無理……」 そう思ったら、もう無理なんです

あなたは「もう無理だ」と思っても頑張り続けてしまっていませんか? 無理だって思ってもやったらできちゃう、動ける、休みたいけどそれどころじゃない。仕事がよくできる人や能力の高い人、責任感の強い人ほどこのような傾向があります。

でも、いつも頑張っているあなたの心身が「もう無理!」と感じたらなら、その本音に従って「ちゃんと」休んであげましょう。

まだ動ける、やらなきゃいけないことがある。人に迷惑をかけちゃう、負担になっちゃう。責任感が強く一生懸命で周りのことを思いやることのできるあなただからこそ、そう思ってしまうんですよね。

でも、「無理だ」という心と体の声を無視して動き続けてしまうと、いつか必ずどこかでガタがきます。「私は大丈夫!」そう思っている人ほど危険です。自分の本音を無視している可能性があるからです。

あなたの心と体ほど大切なものはありません。壊れてからじゃ遅いのです。車だって飛行機だって、「壊れる前に」点検しますよね? 車検だったり、飛行前の整備だったり。「事故を起こす前に」異常はないかメンテナンスします。

人間だってそれと同じ。あなたが少しでも「無理だ」と感じたなら、その気持ちは大事にするべきです。周囲の人を見る必要はありません。「他人は他人、自分は自分」です。

仕事よりもなによりもあなたの心と体が一番大切。無理だ、と思ったのなら休んであげてくださいね(ほんとうは「無理だ」と思う前に休むのがベストです!)

「仕事、もう辞めたい……」と思ったこと、ありませんか?

あなたは仕事を辞めたい、と思ったことはありませんか?でもいざ辞めるのは決心がつかなかったり、事情があってなかなか辞めることができなかったりします。ですが、つらく苦しい中で仕事を続けることは適応障害の原因になったり、心身を崩してしまうことが懸念されます。だからこそ、少しでも楽になれる方法をご紹介します。

それは「退職届を書いておく」ということ。退職届に必要なもの、書き方を調べて書いてください。ただし、日付の部分だけは空欄で。退職届を書くことによって「これをだせばいつでも辞められるんだ」という安心感が生まれ、気持ちがずっと楽になります。

退職届は「いざとなればこれをだしたらいつでも辞められるんだ」というお守りになり、心のよりどころになります。

ちなみに退職届の提出から2週間で会社を辞めることは可能です。必ずしも数ヶ月かかる、上司の意見は絶対、というわけではありません。その2週間は有休を使うこともできるし、診断書があれば職場に行かなくても退職できます。

あなたの心身を犠牲にしてまで働き続けることは辞めてあげてください。冷たい言い方かもしれませんが、仕事をするうえであなたの代わりは誰かがいます。それが組織です。あなたがいなくても回るようにするのが会社の役目です。あなたはあなたの心身を大切にしてあげてください。壊してからだと遅いのです。

誰よりも大切なのは「あなた」

頑張っているあなたは素晴らしい人です。誰にも弱みを見せず、頼らず、一生懸命毎日を過ごしてきたんですよね。それはほんとうにすごいことです。誰にでもできることじゃありません。

あなたは、「大切な人」と聞くと誰の顔が浮かびますか?  思い浮かんだ大切な人たちを、あなたは常日頃から大切にしたいと思っていることでしょう。しかし、その人たちばかりを大切にしすぎて、自分のことをおざなりにしませんか?

・体調が悪くても自分のことで手一杯でも仕事を引き受ける
・嫌だなあ、と思っても笑顔で対応して聞き手に回り続ける
・誰かの期待に応え続ける

自分よりも他人を優先してしまうことはありませんでしたか? あなたはやさしいからこそ、人のことを想うからこそ、自分よりも他人を優先して他人が喜ぶ行動をとってしまうのでしょう。

でも、なによりも大切なのはあなたです。あなたの心と体です。あなたが幸せで、あなたが満たされていないと意味はありません。あなたが幸せじゃないとあなたの大切な人もあなたを見て悲しみます。

だからこそ、誰かの期待に応えられなくてもいいんです。誰かからの頼みごとを断ってもいいんです。ずっと笑顔でいなくてもいいんです。あなたはあなたのことをもっと大切にしてあげてください。

眠りたかったら眠る。笑えないときは笑わない。話したくないときは話さない。聞きたくないときは聞かない。食べたかったら食べる。自分の本音を優先することが自分を大切にするということです。

世の中は人生100年時代に突入しています。つまり、あなたはあなたの心と体と100年付き合っていくのです。壊れないように、苦しまないように、あなたがあなたのことを大切にしてあげてください。毎日頑張ってるあなた自身がそれを認めてあげてくださいね。

つらいときは、真っ暗なトンネルの中にいるような、深い海の底に引きずり込まれてしまったように感じてしまいます。わたしもそうでした。仕事よりもだれよりも大切なのは自分の心と体です。壊れてからじゃ遅いのです。体の傷と違い、心の修復には時間が何倍もかかります。どうか自分を大切にしてあげてくださいね。

この文が、今苦しんでいる方にとって少しでもなにかしらの支えになることができたら幸いです。

■筆者プロフィール 服部結子(はっとり・ゆいこ)

お仕事女子ストレスケアカウンセラー。メンタル心理カウンセラー、上級心理カウンセラー、幼稚園教諭第二種免許、保育士、社会福祉士の資格を持つ。お仕事女子の自己肯定感を上げ、毎日をラクにするカウンセリングを行っている。

自己肯定感が低く、自信がない思春期?社会人を過ごす。新卒から入社3ヶ月で適応障害になり、カウンセリングを受ける。適応障害が完治してからも、人間関係・恋愛・仕事・家族関係は軒並みうまくいかず、生きづらさを抱えていた。

そんな毎日を送る中で、自己肯定感の低い自分に嫌気がさし、「本当はもっとしあわせになりたい!」と、試行錯誤しながら自力で自己肯定感の低さを克服。そして「同じように生きづらさを抱え、仕事に悩む人たちのサポートがしたい」という思いから、カウンセラーになろうと決意し、起業する。

■書籍情報
『頑張りすぎちゃうお仕事女子の心をラクにする68のこと』
著者:服部結子
価格:1250円+税
発行:あさ出版

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