保育士女性が経験したブラック職場「持ち帰り残業は当たり前。辞表を提出したら暴言を吐かれました」

保育士女性が経験したブラック職場「持ち帰り残業は当たり前。辞表を提出したら暴言を吐かれました」

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長時間労働による過労死や自殺が大きな社会問題となっている。そうした悲しい出来事の背景には、過重労働をさせているブラック企業の存在がある。マスコミの報道やSNSの普及により、多くの企業が労働環境の改善に取り組むなどしているが、現在もまだ"悪徳企業"は存在している。

30代の女性は、運送業での経験を寄せた。「アナログタコメーターの時代には、休憩時間を偽って申請していました」と振り返った。(文:中島雄太)

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「車を停めている時間を休憩時間として申請させられた」

女性は10年ほど運送業に携わるなか、多くの経験をしてきた。1社目では、「車を停めている時間が休憩時間でした」と語り、近辺を歩いて配達した場合や、大口の配達で10分以上車を止めていた時間を帰社後に調べて休憩時間として申告させられていた。

「同業他社のサービス残業が問題になり、休憩アプリで管理されるようになってからもアプリのみ起動させて実際は配達していました」

その後、女性は2社目の運送業に転職した。そこでは休憩中は休憩室にいるように強制されていたが、「作業しなければ終わらないため、上司の目を盗んで監視カメラに映らないようにこっそり作業をしていた」と振り返る。端末上では休憩したことになっていたが、「地図調べ、積込、仕分作業」などの業務をこなすのが当たり前になっていた。

女性は運送業を経て、学童保育の指導員に転職。心機一転まったく異なる業界に足を踏み込んだものの、職場への不満が消えることはなかった。

「出勤時間前に勤務場所から離れた事務所へ行き、雑務しなければなりませんでした。買い出しは自家用車を使用。でもガソリン代の支給はありません」

そのうえ、休憩時間もまったくとれていないため、「さまざまなことが合わなかった」と語り、現在は退職をしている。

「残業や仕事の持ち帰りは当たり前。もちろんその分の給料は出ない」

保育士として勤務する30代女性は、現在の保育所が「ブラック企業だ」と嘆く。女性はQOL向上のため、休日日数も大切に考えていたが、「実際には聞いていたものより、20日以上も休日が少なくなっていた」と嘆く。残業も当たり前の環境で、事務作業や製作に関するものは家に持ち帰って仕事をすることも見慣れた光景だった。

「勤務時間が10分程過ぎていたから帰ろうとしたら主任に止められ、『製作物とかちゃんとしてよね!!』と怒られました」

女性は、「何故かいつもちゃんと仕事をしていない前提で怒られる」と不満をこぼす。我慢の限界になった女性は、ついに辞表を提出。ところが「2歳児のクラスが崩壊するじゃないか」と怒鳴られ、様々な暴言を吐かれた。

女性はもちろん会社の取り決めを守り、30日以上前に提出をしていることから、「納得できない」と憤りを募らせた。女性は現在も退職に向け動いており、「少しでも早く退職したい」と嘆いた。

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