神奈川県民の意外とハードな生活 睡眠時間を削って長距離通勤、片道100分も当たり前

神奈川県民の意外とハードな生活 睡眠時間を削って長距離通勤、片道100分も当たり前

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キャリコネニュースでは10月1日、総務省発表の「社会生活基本調査からわかる47都道府県ランキング」をもとにした記事を掲載。睡眠時間が7時間31分で全国一短い一方で、通勤時間が1時間40分で全国一長い、という神奈川県の特殊な状況を取り上げた。

この記事に対し、ネットで多数の反応があり、配信先のmixiニュースなどでは、「神奈川県民ヤバすぎる」という反応があった。

「通勤時間が長く睡眠時間が短い神奈川県民とは自分の事かな?通勤時間は1時間30分から2時間かかる。なお、睡眠時間は7時間31分でなく5時間くらいだったりするが…」
「都心から秦野まで片道100分乗って、さらにそこからバスで団地とか、良くある話」

相模原市在住だという人も「通勤時間は電車で1時間30分。車だと早朝で45分位。昼間で2時間30分位」と書く。そのためか睡眠時間は平均4時間ほどだという。

総務省の調査結果の1時間40分は、1日当たりの往復の通学・通勤時間だが、神奈川県から東京都心へ通う人の中には、片道で1時間半から2時間ほどかかる人もザラにいるようだ。

最寄り駅までバスを使って通勤している人も多数

神奈川県は高度経済成長期に、東京一極集中に伴って、ベッドタウンとしての宅地化が進み人口が増加。小田急、東急、京急などの私鉄が主導して沿線開発が行われた。東急田園都市線の梶ヶ谷駅-中央林間駅にあたる「多摩田園都市」が代表的だ。

山を切り開いて宅地化された地域では、坂が多い。田園都市線沿線に住んでいた30代男性は、駅までバスで20分かけて通っていた。「家の近くには坂が多く、自転車を使うことも難しい」と語る。神奈川県は都心へつながる路線が充実しているので、一見アクセス良好だが、必ずしも利便性が高いとは言えないようだ。

筆者(編集部S)も神奈川県綾瀬市にある自宅からバスで15分かけて海老名駅まで行き、そこから都心へ出る生活を送っていたが、バスは交通事情や天候で遅れることがしばしば。通勤時間が通常よりもかかり、イライラした経験がある。

走行距離が長い、激混み通勤電車に毎朝イライラ

小田急線やJR東海道線のように、走行距離が長い路線では都心への通勤客で混雑しやすい。筆者は現在JR横浜線の矢部駅(相模原市)から東神奈川駅(横浜市)まで、約40分乗車しているが、途中12駅も停まる。停車駅が多いと降りる人と乗る人が入り交じり、人とぶつかることがあるほか、混雑した車内での立ちっぱなしでいることは、体力的にも精神的にも疲れ、通勤時間が余計に長く感じる。そこからさらに、京浜東北線に30分乗るので、毎朝大変だ。

ネットではほかにも神奈川県民から嘆きの声が出ていた。

「小田急も田都もオフィス街中心地の大手町から遠いんだよね、そのわりに家賃安くない。昔千葉から通ってる子が朝ドラ見てから出勤しても始業に間に合うって言うのにびっくりした事思い出した」
「JR横浜駅から東京の通勤時間帯の列車に一度乗ってみてください。たぶん笑えます」
「言われてみれば確かに通勤時間が長いし、交通費がめっちゃ高い。特にJR線は電車賃が高い」

しかし、鉄道各社もただ手をこまねいているだけではない。「お金を出してでも座って通勤したい」という人のため、JRには品川駅から大船駅まで停まらない「湘南ライナー」がある。京急も三浦海岸から上大岡を経て品川へと至る「モーニング・ウイング号」を2015年12月から運行している。また、小田急線だと「ロマンスカー」を通勤で使う人も少なくない。

お金はかかるが、通勤の快適さにはかえられない。「どうしても座りたい」という人は利用してもいいだろう。

あわせてよみたい:小田急線のラッシュが緩和される?

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