新入社員「給料は高くなくていい、でも貯金する」と健気な回答 しかし2年目からは給料重視になる傾向

新入社員「給料は高くなくていい、でも貯金する」と健気な回答 しかし2年目からは給料重視になる傾向

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新社会人が働きだして1か月が経過したが、果たして今年の新人はどのようなことを考えているのだろうか。ソニー生命は5月9日、「社会人1年目と2年目の意識調査2017」の結果を発表した。

調査期間は3月27日〜4月5日、この春から働き始めた、または、就職してから1年経つ20〜29歳の男女1000人を対象にインターネットで実施した。

1年目「貯蓄したい」6割、一方2年目で実際に「貯蓄した」は4割

社会人1年目に初任給をどのように使いたいかを聞くと「貯蓄に回す」が56.2%と最も多く、次いで「生活費(食費など)に充てる」(39.2%)、「親への贈り物を買う」(33.2%)、「自分にちょっと良い物を買う」(30.4%)、「親をご馳走につれていく」(29.4%)と続く。

次に、就職してから1年経つ社会人2年目に、初任給はどのようなことに使ったかを聞くと「貯蓄に回した」が最も多いがそれでも半数以下の37.6%。貯蓄したいと思っても実際は難しい、ということだろう。

2年目を対象に実際に貯蓄した金額を聞くと、一番多かったのが「1円〜10万円」(23.0%)で、僅差で「50万〜100万円」(22.2%)となった。貯金ができた人とそうでない人が明確に分かれている。

「よい会社(職場)」だと感じるのはどのような会社か、という質問に対し「給与が高い」と回答したのは1年目が34.6%なのに対し2年目は45.8%と10ポイント以上高くなっている。実際に1年間働くと、自分の成果が給与に反映されることを良い会社の要素と考える人が増えるのかもしれない。

「給料が増える」より「人間関係の良さ」を重視する傾向も

三菱UFJリサーチ&コンサルティングも5月9日、新入社員を対象にした意識調査の結果を発表した。調査は3月下旬〜4月上旬に新入生を対象に開催したセミナーの参加者1300人にアンケートを行った。

初めてのボーナスは誰に使うかを聞くと、最も多かったのが「両親」(80.1%)で「自分」(58.4%)を上回った。1年目の夏のボーナスが満額支給される企業は多くないとみられ、少額であればこれまでお世話になった人のために使おうと考えていると推測できる。

続いて会社に望むことを聞いた。1位3点、2位2点、3位1点としてポイント化して集計。1位は「人間関係がよい」(2716点)、2位「自分の能力が発揮・向上できる」(1597点)、3位「残業がない・休日が増える」(940点)となった。「残業がない・休日が増える」は2013年から増加傾向にあり、今年は昨年3位だった「給料が増える」(779点)と入れ替わる結果となった。

2つの調査結果から、新入社員は実際にできるかは別として、しっかり貯金をして初任給や初ボーナスで親などにプレゼントを考えている人が多いようだ。また、会社に対しては「人間関係」や「残業の少なさ」を重視する一方で、「給料の多さ」については特に重きを置いていないようだが、2年目に気にしだす人もいる。1年目で思うように貯金ができなかった、というのも影響しているのだろうか。

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