「経営者になったつもりで働いたら楽しくなってきた」に賛否両論 社畜批判に「成長のチャンス放棄しちゃってる」と反論

「経営者になったつもりで働いたら楽しくなってきた」に賛否両論 社畜批判に「成長のチャンス放棄しちゃってる」と反論

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仕事をしていて「経営者の視点で考えろ」と言われたことはないだろうか。そんなこと言われても経営者ほど報酬もらってないし!と反発したくもなるが、それを素直に実行し成果を上げる人もいるようだ。

先日2ちゃんねるに「経営者になったつもで働いたら仕事が楽しくなってきた」というスレッドが立っていた。スレ主は「昇進できたし人間としてのレベルも上がった」と誇らしげだ。(文:okei

「人在から人材になった」に、「社畜適性度がうなぎ登りか」と揶揄

スレ主は職種など具体的なことは明かしていないが、自身の変化をこう語る。

「前は与えられた指示に従うだけの人在だったけど、今は問題発見し自ら解決できる人材になった」

ただそこに居ただけの指示待ち人間(人在)が、自発的に考えて動くことによって、役に立つ「人材」に変わったというわけだ。自分で考えたことが仕事の成果につながるなら、楽しいのは頷ける。これには「まあその通りやろな」と共感する声が上がっていた。

一方で、やはり多くの揶揄や批判も入る。

「おまえは会社側の人間だったのか」「社畜適性度がうなぎ登りか」
「こういう連中がブラック企業文化を繁栄させてきたんだろうな」

サービス残業や長時間労働に苦しむ人が多い現在、労働者から見た経営者といえば、「社員をなるべく安く使い倒そうとする権力者」と考えがちだ。こうしたツッコミが出るのも分かる。しかしこれにスレ主は、

「与えられた指示すらこなせないのに文句だけ垂れる人罪が多すぎる」
「不憫だよね、成長のチャンスを自ら放棄しちゃってるんだもの」

と反論している。

コスパを考えて効率的に働くのは悪いことじゃない

スレ主を社畜と呼ぶのは勝手だが、ちょっと的外れかもしれない。スレ主は「一生懸命働くことをバカにしたり揶揄したりする奴は嫌いだわ」とも反論していた。

この人のいう「経営者になったつもり」とは、決して「経営者に媚びへつらう」とか「権力を振るって人を従わせこき使う」という意味ではない。スレ主を含めた賛同者は、部下を持つ中間管理職という感じで、たとえばこんなコメントがあった。

「下の人達が支えてくれてるお蔭で成り立ってるって実感もあるし(中略)俺の部署は、仕事をきっちり終わらせ、如何に早く上がれるかを考えるようにしてるな」

経営者の視点に立てば、いかに無駄を減らし効率的に仕事をするかが重要だ。むやみに残業させるより、部下の疲れを翌日まで持ち越さず高いパフォーマンスを引き出すほうがいいし、部下がモチベーションを保てるように仕事ぶりを尊重することも大事だ。

それを自分の考えで決めて実行していくのだから、やりがいがあるだろう。経営者目線に立ってコメントしている人たちからは、ブラックに浸った社畜のニオイはしない。むしろ今どきの効率的なマネジメント術を実践している人たちのようにみえた。

しかし残念ながら、これがピンとこない人も多い。スレッドには「なったつもりで労働者を続けてくれるなんて最高の奴隷!」「経営者になったつもりで働いても売り上げが給料にはならないぞ」など、意見は分かれ最後まで平行線だった。

経営者目線は、会社に入ったばかりや自分の裁量で働いた経験がない、できない人にはわかりづらいだろう。上手いこと言われて騙されたくない、利用されたくないという気持ちも分かるが、そればかり考えすぎて何も身に付かないようではもったいない気がした。

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