2017年の新入社員「楽しい生活をしたい」でも「無駄な苦労はしない」 省エネぶりが過去最高レベルに

2017年の新入社員「楽しい生活をしたい」でも「無駄な苦労はしない」 省エネぶりが過去最高レベルに

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日本生産性本部と日本経済青年協議会は6月26日、2017年度の新入社員を対象にした「働くことの意識」調査結果を発表した。同調査は今年で49回目を迎える。対象は、日本生産性本部が提供している研修「新社会人研修村」に参加した1882人。

職場の人間関係をプライベートに持ち込みたくない人の割合も過去最高に

「デートの約束があった時、残業を命じられたら、あなたはどうしますか」という設問では、これまでと同様、残業を優先させるという回答が71%とデート優先を上回った。

就労意識に関する設問では、「職場の同僚、上司、部下などとは勤務時間以外はつきあいたくない」(30.8%)、「職場の上司、同僚が残業していても、自分の仕事が終わったら帰る」(48.7%)、「仕事はお金を稼ぐための手段あって、面白いものではない」(39.1%)などで過去最高値を更新した。

特に、「職場の同僚、上司、部下などとは勤務時間以外はつきあいたくない」という設問に「そう思う・ややそう思う」と答えた人は、昨年から10.1ポイント増加している。

仕事をあくまでも生活の手段と見なし、人間関係も終業時間内だけと割り切るなど、メリハリある働き方を好むのが特徴のようだ。

働く目的は「楽しい生活をしたい」からが42.6%で過去最高

「若いうちは自ら進んで苦労するぐらいの気持ちがなくてはならないと思いますか。それとも 何も好んで苦労することはないと思いますか」という設問では、「苦労すべきだ」が約50%と最も多く支持された。しかし、2011年から割合は減り続けており、減った分は「好んで苦労することはない」に移動していると見られる。実際、今年の「好んで苦労することはない」の回答者は29.3%と、過去最高値を更新した。

働く目的で最も多かったのは2000年以降急増している「楽しい生活をしたい」(42.6%)で、昨年度の41.7%を上回り、過去最高となった。2位は「経済的に豊かになる」(26.7%)で、3位と4位には「自分の能力を試す」(10.9%)、「社会に役立つ」(9.2%)が続いた。

「自分の能力を試す」は、1990年から1997年までの一部を除いて全体的に減少傾向だったが、今回過去最低値を記録した。「社会に役立つ」は、1998年ごろまでは5%台で推移し、その後2012年まで上昇傾向にあったが、同時期をピークに減少傾向にある。

「人並み以上に働きたいか」という設問では、「人並みで十分」が57.6%と、過去最高を記録した昨年の58.3%に最も近い数値となった。「人並み以上」は34.9%で、残りが「どちらともいえない」だった。

調査全体を通し、少ないエネルギーで仕事と生活のバランスを保つ、効率的な働き方を重視する傾向が見られた。

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