若手社会人の半数以上が「仕事とは生活費を稼ぐもの」と回答 職場の人間関係を割り切る傾向も

若手社会人の半数以上が「仕事とは生活費を稼ぐもの」と回答 職場の人間関係を割り切る傾向も

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エンジニア向けウェブマガジン「fabcross for エンジニア」は6月29日、「仕事やキャリアに関する価値観」の調査結果を発表した。

入社3年目までの若手社会人の多くは、「仕事とは生活費を稼ぐためのものだ」と考える人が多く、「自分の夢や目標を実現するもの」を上回っていることなどがわかった。

調査は、今年5月19日〜26日の間、入社3年前までの若手社会人を対象に実施。事務系・その他一般職種、技術系職種各150人から回答を得た。

4割は「やりがいはあるが大変な仕事よりも、単調でも楽な仕事の方がいい」

「幅広い業種・職種で必要とされる汎用的な能力・スキルを磨きたい」(A)と「他の人には真似できない専門的な能力・スキルを磨きたい」(B)の質問のうち、自分に近い方を選んでもらうと、一般職種でAと答えた人は44%と、技術系職種の36%を上回った。反対にBについては、一般職種は38.6%だが、技術系職種では52%と、職種によって磨きたいスキルに差がある。

仕事の位置付けや取り組む姿勢について聞くと、一般職種では59.3%、技術系職種の54%と職種を問わず半数以上の若手社会人が「仕事とは生活費を稼ぐためのものだ」と回答している。一方で「仕事とは自分の夢・目標を実現させるためのものだ」は、一般職種では25.3%、技術系職種では27.3%にとどまった。

担当したい仕事の種類の回答も別れた。「やりがいはあるが大変な仕事よりも、単調でも楽な仕事の方がいい」は一般職種では44%、技術系職種では38%だったが、「単調で楽な仕事よりも、やりがいはあるが大変な仕事の方がいい」は一般職種では39.4%、技術系職種では45.4%だった。

こうした姿勢はやりたい仕事の種類にも影響する。「若いうちから大きな仕事を任されたい」は一般職種で20.7%、技術系職種で27.3%と職種を問わず回答率は低い。一方で、「大きな仕事を任されるのは経験を積んでからがいい」は、一般職種で59.3%、技術系職種で53.3%であり、若手社会人はすぐに大きな仕事に挑戦をするより、十分に下地を積んでからチャレンジしたいという志向を持つことがわかる。

飲み会参加には意外と積極的な面もあるが、強引は誘いはNG

専門知識を学ぶ姿勢にも差がある。「業務で必要な専門知識は、業務内で学ぶべきだ」という問いには、一般職種は57.3%、技術系職種では44.7%だった。「業務で必要な専門知識は、業務外の時間も使って自己研鑽すべきだ」は、一般職種は22.7%に対して技術系職種では37.3%だった。

人間関係に関する質問では、「職場の人間関係は、仕事の枠を超えた付き合いがある感情優先な方がいい」は一般職種は32.7%、技術職種は34.7%だった。「職場の人間関係は、仕事の上での関係と割り切って合理性優先な方がいい」では一般職種は41.4%、技術系職種は46.7%であり、職場の人間関係はあくまで仕事上だと割り切る姿勢が見てとれる。この傾向は技術系職種に強い。

職種を問わず「飲み会に対する意識」を聞くと、「新入社員歓迎会など、職場で開かれる公式な飲み会には参加するべきだ」(68.4%)、「人間関係を良好にするため、非公式なものも含めて職場の飲み会には参加するべきだ」(49.5%)が上位に挙がる。飲み会離れが叫ばれるが、実際には職場の飲み会には参加すべき、と考える人は多いようだ。

その一方で、「上司・先輩から飲み会に誘われて、嫌々ながら参加したことがある」(38.6%)と回答する人もいる。「参加して当然だ」と居丈高になるのではなく、若手社会人の考えを尊重することも必要だろう。

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